内務省委託本資料集

『千代田図書館蔵「内務省委託本」関係資料集』

naimushou_shiryoushu内務省委託本の概要と解説、調査報告、所蔵目録を1冊にまとめた資料集です。調査研究や閲覧申請にご活用ください。

※本資料集は、冊子体の販売・寄贈を終了しましたが、千代田Web図書館にて、電子書籍として公開しています。どなたでも閲覧・プリントアウトが可能です。閲覧方法はこちら

千代田Web図書館 電子書籍版『千代田図書館蔵「内務省委託本」関係資料集』

特長

■内務省委託本および戦前の出版検閲の概要をわかりやすく解説しています。
■多数の図版をカラーで掲載しており、検閲官による直筆のコメントや傍線をひいた箇所なども見ることができます。
■一般的な書誌情報に加え、検閲官印やコメントの有無など13項目から成る目録(約2300冊を収録)を掲載しています。
■内務省委託本ならびに出版検閲に関する参考文献を約100点記載しています。

書名 『千代田図書館「内務省委託本」関連資料集』
監修 浅岡邦雄 (中京大学文学部准教授)
発行者 千代田区立千代田図書館
発行日 2011年3月31日
仕様 全131ページ(カラー42ページ、モノクロ89ページ)/A4サイズ
価格 1,000円(税込)※販売終了

『千代田図書館蔵「内務省委託本」関係資料集』目次

 

はじめに 001
Ⅰ.出版検閲と千代田図書館蔵「内務省委託本」について
  1.戦前の出版検閲 003
  2.「内務省委託本」について 004
    2-1.「内務省委託本」とは 004
    2-2.千代田図書館蔵「内務省委託本」 006
Ⅱ.千代田図書館蔵「内務省委託本」に見る実際の検閲業務
  1.本文の傍線(赤線・青線)などについて 008
  2.コメントについて 010
  3.各種印について 013
  4.主な検閲の痕跡 014
    4-1.印・コメントの基本配置 014
    4-2.各種印の事例 015
    4-3.コメント・本文傍線事例 019
Ⅲ.千代田図書館蔵「出版検閲コレクション」 010
  1.検閲の痕跡が残る出版物(警視庁押収印)について 040
  2.警視庁押収印の事例 041
Ⅳ.平成21・22年度千代田図書館蔵「内務省委託本」調査班報告
     「内務省委託本」調査余滴  安野一之 044
     石上欣也『女優情史』のことなど  尾崎 名津子 047
     寳來正芳『探偵常識』への検閲  村山 龍 050
     医学書にみる検閲の痕跡  新井正人 053
Ⅴ.千代田図書館蔵「内務省委託本」&「出版検閲コレクション」目録
  1.千代田図書館蔵「内務省委託本」目録 057
  2.千代田図書館蔵「出版検閲コレクション」目録 119
付記
  1.千代田区立図書館出版関連資料コレクション構築方針 121
  2.千代田図書館蔵「内務省委託本」関連イベント及び発行物 123
  3.「内務省委託本」並びに出版検閲に関する参考文献 125
  4.千代田図書館蔵「内務省委託本」&「出版検閲コレクション」利用案内

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「内務省委託本」目録の記載項目

1.図書分類番号

→日本十進分類法による。本リストでは要目までを表記する。
2.資料ID
→千代田区立図書館固有の資料管理ID
3.資料タイトル
→資料タイトルは基本的に角書きを除いたが、必要に応じて補っている場合もある。
4.著編者氏名
→著編者氏名は奥付による。旧字体は基本的に新字体に改めた。
5.出版者名
→出版者名は奥付による。旧字体は基本的に新字体に改めた。
6.発行日
→発行日が訂正されている場合(第Ⅱ章P.13参照のこと)は、訂正後の日付を採録した。なお、奥付が欠損している場合は空欄となっている。
7.図書館受入日
→駿河台図書館の受入日印(第Ⅱ章P.16参照のこと)にある日付。
8.委託本/内・寄
→先述のとおり「内務省委託本」は大きく二つに分けることが出来る。一つは昭和5 年以降に押された「内・寄」という印(第Ⅱ章P.17参照のこと)。もう一つは昭和12年以降に押された「内務省委託本」という印(第Ⅱ章P.17参照のこと)である。詳細は本資料集第Ⅱ章P.13参照のこと。
9.図書館印
→駿河台図書館の受入日印(第Ⅱ章P.16参照のこと)にある「受贈」、「受託」の別。「内・寄」の場合は「受贈」、「内務省委託本」の場合は「受託」となっているが、稀に書き直している場合もある。また事務的なミスと推察されるが「購求」となっている場合もある。
10.内務省印
→内務省が検閲原本を管理するために捺した様々な種類の印鑑(第Ⅱ章P.16参照のこと)の総称。印が修正液等で消されて判読しがたいものは「△」とした。
11. 検閲官印
→検閲官の捺した個人印。印影が薄く判読困難なものは「△」とした。
12. 傍線
→検閲官が本文中に書き込んだ傍線の有無。
13. コメント
→検閲官が主に見返しに書き込んだコメントの有無。「参考」と書かれた短いものもコメントとして採録している。

 

p8-9p16-17

p22-23p24-25