東京堂

『東京堂百年の歩み』(株式会社東京堂, 1990年)

会社名

株式会社東京堂

社史名

『東京堂百年の歩み』

   配架場所:千代田図書館「出版にまつわる本棚」
   資料番号:13023372 請求記号:出版業 / 023 ト

社史紹介

【会社紹介】

  越後出身の高橋新一郎(1849-1927)が博文館社長の義兄 大橋佐平(1836-1901)の勧めで明治23年(1890)東京神田に東京堂書店を小売業として創業。翌年、二代目大橋省吾(甥で佐平次男)(1836-1901)が、出版業と取次業(出版物の卸売業)も始める。「日本文学前史」全12巻、「万葉集評釈」全12巻、「出版年鑑」など、文学・美術・思想・翻訳出版などを中心に出版し、取次業も博文館の流通組織を利用し全国に発展する。大正6年(1917)株式会社に改組。四大取次業の一翼をになう大手となったが、昭和16年(1941)、 国内の書籍の流通が日本出版配給株式會社(日配)に統一され、余儀なく撤退。戦後、取次部門は再開せず終了に至るが、日販閉鎖後誕生した取次九社の内、東販の創立には深く関わっている。出版部門は「民俗学辞典」「全国方言辞典」(昭和26年(1951)刊)など辞書を中心に刊行し、”辞書の東京堂”として独自の地歩を築く。昭和39年(1964)、書店と出版部門を分離し、東京堂書店と東京堂出版が発足し現在に至る。

【内容紹介】

  創業百年周年の記念事業として刊行。創業から平成2年までを記述。博文館との深い絆、現在の実践学園の前身となる社員教育のための東京堂教育所、日本出版配給株式会社と東販への関わり、書店と出版とでの新たな出発など、おおむね社長ごとに時代を分けた章立てで、全7章からなる。創業から戦前の東京堂は、取次業の雄として日本の出版流通システムの確立に深く関与したため、一出版・取次会社の歴史記録というだけでなく、当時の出版業界全般の動向を伝える資料にもなっている。また、巻末の「出版物刊行一覧」も、明治・大正時代は網羅されていないとは言え、明治から平成にかけての東京堂の営業傾向、また、書籍の判型の流行、価格の変遷等の一級資料と言えよう。

内容注記

     【印刷】共同印刷株式会社
   【図版】
    巻頭
     ・初代高橋新一郎、二代大橋省吾の肖像
     ・明治・大正・昭和期の社屋
     ・明治・大正期の店員集合写真など
     ・東京堂千代田ビル
     ・出版物
    本文中
     ・図版多数

目次

関連文献

参考リンク