展覧会への入口講座Vol.28
没後90年記念 岸田劉生展 こんなところがスゴイ!

千代田区内ミュージアム連携企画
展覧会への入口講座Vol.28
没後90年記念 岸田劉生展 こんなところがスゴイ!

岸田劉生(1891-1929)は、日本の近代美術の歴史において独創的な絵画の道を歩んだ孤高の存在です。そして、同時代の若い画家たちへも強い影響を与えました。劉生の肖像画は娘の麗子像が有名ですが、自画像、妻の蓁(しげる)、友人を描いた作品も数多くあります。また、重要文化財《道路と土手と塀(切通之写生)》は代々木にある実際の坂を題材にしましたが、他にも日比谷や銀座など色々な東京の風景を描いています。

講座では展覧会の流れに沿って、代表作品の生まれた背景や彼の人生などを、劉生の日記、知人による文章、写真などを引用しながら、その魅力をお伝えしていきます。

没後90年記念 岸田劉生展こんなところがスゴイ!


東京ステーションギャラリー「没後90年記念 岸田劉生展」
・会期:2019年8月31日(土曜日)~10月20日(日曜日)
・会場:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
・開室時間:午前10時~午後6時(最終入場時間 午後5時30分)
※金曜日は、午後8時まで(最終入場時間 午後7時30分)
・展示期間中の休館日:月曜日、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)
※ただし、月曜日が祝日にあたる、9月16日、9月23日、10月14日は開館
詳しくは 公式サイト http://www.ejrcf.or.jp/gallery/ をご覧ください。








カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2019年8月30日(金曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:田中 晴子
(東京ステーションギャラリー 学芸室長)

講師:田中 晴子 <br>(東京ステーションギャラリー 学芸室長)

■田中 晴子(たなか はるこ)
1991年に東武美術館の学芸員となるが、2001年3月に閉館。同年4 月より東日本鉄道文化財団を運営母体とする東京ステーションギャラリーの学芸員に転職する。学芸課長を経て現職。2012年の東京ステーションギャラリー再開館後は、「生誕120年 木村荘八」(2013年)、「月映」(2014年)、「動き出す!絵画 ペール北山の夢」(2016年)等、おもに近代日本美術の展覧会を中心に担当し、サブ担当の「千代田区×東京ステーションギャラリー 夢二繚乱」展では図録にも執筆。また、近年は「コレクションのドア、開きます」(2017年)や、「横山華山」展(2018年)を担当。

《麗子肖像(麗子五歳之像)》1918年10月8日 東京国立近代美術館
《道路と土手と塀(切通之写生)》重要文化財 1915年11月5日 東京国立近代美術館

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)
✳千代田区民の方は当日住所の分かるものをお持ちください。
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

関連リンク