"「方言萌え」の時代"に至るまで
「方言」の価値の変遷をたどる

"「方言萌え」の時代"に至るまで
「方言」の価値の変遷をたどる

2018年の新語・流行語大賞は北海道方言由来の「そだねー」でした。地域振興策の一貫として方言を用いた動画が話題になったり、方言ヒロインや方言ヒーローが登場するコンテンツ類も続々と登場したりしています。それは、現代が「方言萌え」の時代であるからですが、日本語社会がここに至るには、長い道のりがありました。本講座では日本語社会における「方言」の価値の変遷を、言語政策やメディアとの関連からたどります。



カテゴリ:
センスアップ

基本情報

開催日時

2019年9月10日(火曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

講師:田中 ゆかり
(日本大学文理学部教授)

講師:田中 ゆかり<br>(日本大学文理学部教授)

■田中 ゆかり(たなか ゆかり)
1964年神奈川県厚木市に生まれ、同所で育つ。日本大学文理学部教授。博士(文学)。専門は日本語学。著書に『方言萌え!? ヴァーチャル方言を読み解く』(2016年、岩波書店)、『「方言コスプレ」の時代―ニセ関西弁から龍馬語まで―』(2011年、岩波書店、第22回(2011年)高知出版学術賞)、『首都圏における言語動態の研究』(2010年、笠間書院)、『時代劇・歴史ドラマは台詞で決まる!』(2018年、笠間書院、共著)、『ドラマと方言の新しい関係』(2014年、笠間書院、共著)、『方言学入門』(2013年、三省堂、共著)など。文部科学省教科書用図書検定調査審議会委員・国語小委員会部会長代理、文部科学大臣及び文化庁長官諮問機関・文化審議会臨時委員(国語分科会)などを勤める。(撮影:浅野カズヤ)

詳細情報

定員 60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、または電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)