【受付終了】 荷風の愛した春夏秋冬
―日本近代の季節文学をあじわう―

荷風の愛した春夏秋冬
―日本近代の季節文学をあじわう―


永井荷風は明治十二年に東京に生まれました。二十代で先駆的にパリへ遊学し、逆に日本の季節美に目ざめました。そして世界に誇る季節文学を書くことを決意しました。

 以来、小説や随筆に季節への想いをつづりました。梅の花、若緑、かき氷に朝顔、虫の声。季節の色や光、音が荷風の文章を鮮やかに染めます。荷風の名文を選りすぐり、ご一緒にあじわいます。「蝶影」「玻璃の杯」などレトロで麗しい言葉にも出会えます。荷風を読むと不思議に自分の文章も美しく磨かれます。荷風マジックを堪能いたしましょう。

荷風の愛した春夏秋冬

カテゴリ:

基本情報

開催日時

2020年1月10日(金曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

講師:持田 叙子(近代文学研究者)

講師:持田 叙子(近代文学研究者)

■持田 叙子(もちだ のぶこ)
1959年、東京生まれ。近代文学研究者。慶應義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得修了。1995年より2000年まで『折口信夫全集』(中央公論社)の編集に携わる。著書に『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)、『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年、第31回サントリー学芸賞)、『永井荷風の生活革命』(岩波書店、2009年)、『折口信夫 秘恋の道』(慶應義塾大学出版会、2018年)など。最新刊に『美しい日本語 荷風Ⅰ 季節をいとおしむ言葉』(慶應義塾大学出版会、2019年)がある。

永井荷風(偏奇館にて) 1927年 江戸東京博物館所蔵

詳細情報

定員 60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)