【受付終了】 【開催延期】牧野富太郎が残した植物図
―なぜ植物学者、牧野富太郎は心血を注いで植物を描いたのか

【開催延期のお知らせ】
本講座は、新型コロナウイルス感染拡大防止として、開催を延期させていただきます。

延期日など、今後につきましては決まり次第、当館ホームページにでご案内させていただきます。
(2020年2月25日)

牧野富太郎が残した植物図
―なぜ植物学者、牧野富太郎は心血を注いで植物を描いたのか

ボタニカルアートは、植物学的絵画というべきもので、植物学者と美術家の双方からの評価が求められる。それは、薬効のある植物をよく似た毒草などから区別するための図解から始まったことに関係している。画家は特徴を図解するために植物学者と協同した。ボタニカルアートの手法は、日本にも伝わり明治時代には広まりをみせた。植物学者、牧野富太郎は、論文だけでなく、鋭い観察力に裏打ちされた独創性の高い植物図を多数残した。牧野の手本となった植物図などを示し、ボタニカルアートの歴史からみた牧野の植物図の意義を探ってみよう。



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基本情報

開催日時

2020年3月5日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

講師:大場 秀章
(東京大学名誉教授、総合研究博物館 特招研究員)

講師:大場 秀章<br>(東京大学名誉教授、総合研究博物館 特招研究員)

■大場 秀章(おおば ひであき)
1943年東京生まれ。植物分類学、植物学史、植物画研究者。東京大学理学博士。1980年東京大学講師、1981年同大総合研究博物館助教授、1996年同教授。主な著書に、『植物学と植物画』(八坂書房、1996年初版; 2003年新装版)、『江戸の植物学』(東京大学出版会、1997年)、『バラの誕生』(中央公論社、1997年)、『サラダ野菜の植物史』(新潮社、2004年)、『大場秀章著作選(I, II)』(八坂書房、2006年)、『森を読む』(岩波書店、2007年)、『植物文化人物事典』(日外アソシエーツ、2007年)、『植物分類表』(アボック社、2009年)、『はじめての植物学』(筑摩書房、2013年)、『ナチュラリスト シーボルト』(ウッズプレス[編著]、2016年)、『名画の中の植物』(八坂書房、2017年)など。

ホテイラン(出版1911年)
アズマシロカネソウ(出版1900年)

詳細情報

定員 60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、または電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)