新しい資本主義を考える

岸田文雄内閣は、成長と分配の好循環を生む「新しい資本主義」を掲げている。グローバルに格差の問題が深刻化する中で、日本も例外ではない。とりわけ超高齢化で世界のトップにあるわが国では、格差が大きな問題となっている。実は、資本主義の歴史は格差との闘いであったと言っても過言ではない。そうして誕生したのが社会保障制度である。しかし今日、社会保障の財政は行き詰まり、それを支える国の財政赤字が止まらない。こうした中、日本経済そのものの地盤沈下も進む。

本講座では資本主義、格差、社会保障、財政赤字、経済成長について考える。

新しい資本主義を考える

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カテゴリ:
スキルアップ

基本情報

開催日時

2022年12月1日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階 日比谷コンベンションホール
(大ホール)

吉川 洋(東京大学名誉教授)

吉川 洋(東京大学名誉教授)

■吉川 洋(よしかわ ひろし)
経済学者。1951年生まれ。1974年3月東京大学経済学部経済学科卒業、1978年米エール大学経済学博士、1993年東京大学教授、2016年立正大学教授、2016年6月より東京大学名誉教授。財務省財政制度等審議会会長(2010年~2017年3月)、内閣府景気動向指数研究会座長(1995年~)などを歴任。1984年サントリー学芸賞受賞、2010年紫綬褒章受章。著書に、『マクロ経済学の再構築』(岩波書店、2020)、『人口と日本経済』(中公新書、2016)、『高度成長』(中公文庫、2012)などがある。

講師:吉川 洋氏

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
・入館の際は、手指消毒・検温、マスク着用のご協力をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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