千代田区内ミュージアム連携企画 展覧会への入口講座Vol.37
「春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ」
実は見逃せない美術団体だった!

春陽会は、画家が会員となって運営する美術団体で、一般に公募を行いながら展覧会を開催し、研究会などの事業を行ってきた歴史ある組織です。過去には、岸田劉生、中川一政、岡鹿之助だけでなく、小杉放菴、梅原龍三郎、萬鐵五郎、木村荘八、長谷川潔など、日本近代美術史に登場するような画家たちが個性を競ってきました。また、春陽会の美術展では、版画、日本画、新聞挿絵原画など、形式にとらわれず発表する自由さがありました。大正末から1950年代頃までの春陽会の展開を、春陽会の美術展出品作や裏話などをまじえて紹介します。

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<展覧会のお知らせ> 春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ」

・会期:2023916日(土曜日)~1112日(日曜日)
・会場:東京ステーションギャラリー(住所:東京都千代田区丸の内1-9-1) 


カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2023年9月29日(金曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:田中 晴子(東京ステーションギャラリー学芸室長)

講師:田中 晴子(東京ステーションギャラリー学芸室長)

■田中 晴子(たなか はるこ)
1991 年、東武美術館学芸員になる。2001 年 4 月より公益財団法人東日本鉄道文化財団の運営する東京ステー ションギャラリーの学芸員に転職。学芸課長を経て現職。「生誕 120 年 木村荘八」(2013年)、「動き出す!絵画 ペール北山の夢」(2016 年)、「没後 90 年岸田劉生展」(2019年)*といった近代洋画の展覧会を担当。「もうひとつの江戸絵画 大津絵」(2020年)*、「河鍋暁斎の底力」(2020-2021年)、「福富太郎の眼」(2021年)、「大阪の日本画」(2023年)が近年担当展。*は2020年美連協大賞 カタログ優秀賞(各論等参加)

岡鹿之助《山麓》1957年、京都国立近代美術館

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)※千代田区民の方は住所が確認できるものをお持ちください。
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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