能登半島地震により、石川県の漆芸文化が危機的状況に陥っています。今回、日比谷図書文化館では後世へ守り伝えるべき石川県の素晴らしい漆芸文化を知っていただくための講演会を開催します。
講師 小林真理 氏よりメッセージ
新年早々に大惨事の幕開けとなってしまい日本中が心を痛めております。令和六年能登半島地震の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。
五月、輪島塗の慰問取材をして参りましたが殆ど復旧しておりません。能登の輪島は拙著『漆芸の見かた』で取材した素晴らしい産地です。その漆職人が集まっている輪島の朝市通りが壊滅状態です。日本で唯一漆産業が栄えていた輪島が復興出来なかったら日本の漆文化はほぼ絶滅してしまいます。より多くの方々に日本の漆芸の歴史や技術を知っていただき、作家や職人の匠の技と素晴らしい仕事をご覧いただきたいのです。
拙著をご紹介しながら、世界に誇る輪島塗を中心とした石川県の漆芸文化と未だに復旧復興していない現状をお伝えします。
カテゴリ:
- 芸術
基本情報
開催日時
2024年9月6日(金曜日)
午後6時~午後7時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後5時30分
会場
4階
スタジオプラス(小ホール)
講師:小林 真理(美術ジャーナリスト)
■小林 真理(こばやし まり)
京都芸術大学客員教授。日本図書設計家協会前会長・理事。日本文藝家協会正会員。1985年、企画制作会社(株)スタルカ設立、主宰。アートディレクター、画家、美術ジャーナリスト。「画家の装幀」「うるしのうつわ」などのテーマで新聞連載や執筆、講演活動を続けている。



詳細情報
定員 | 60名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | 電話(03‐3502‐3340)、ご来館、ホームページのお申し込みフォーム、いずれかにて、下記の情報をご連絡ください。 ①講座名(または講演会名) ②お名前(よみがな) ③電話番号 ④メールアドレス(ホームページからお申込みの場合) *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へお願い | 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |
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