鷲神社・大鳥神社とお金(カネ)の話

木枯らしが吹き始めると「酉の市」の季節。各地の鷲(おおとり)神社・大鳥神社は熊手の露店で賑わいます。商売繁昌が御利益の鷲神社や酉の市は、鳥の王の鷲(わし)が転化したものです。本講座では、『武州文書』にある「市場之(いちばの)祭文(さいもん)」を見ながら、中世の関東で、なぜ鷲神社が「商売の神様」として広まったのかを明らかにしていきます。そして、その背後にあった当時の関東平野や江戸湾における商売の様子、とりわけ水運と市場(いちば)、それに関係する武士や商人などの姿を解説します。

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カテゴリ:
江戸・東京

基本情報

開催日時

2024年11月16日(土曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:鈴木 浩三(経済史家)

■鈴木 浩三(すずき こうぞう)
1960年、東京生まれ。中央大学法学部卒(1983年)。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了(1988年)。経済学修士。筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻修了(2005年)。博士(経営学)。経済史家、東京都職員(1983~、現・東京都水道局北部支所長)。主に経済・経営の視点から近世から近代を研究している。

浅草田甫酉の市(『風俗画報』臨時増刊67号 江戸歳時記 下 1894年)

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、お申し込みフォーム、いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、④メールアドレス(ホームページからお申し込みの場合)をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)