古書で紐解く近現代史セミナー第48回
海を渡った「後藤新平文庫」 -知られざる日本と台湾の文化交流史

関東大震災から100年という節目だった2023年、台湾にある後藤新平の旧蔵書について、本格的な調査が行われました。「後藤新平文庫」として、戦前の台湾総督府図書館につながる国立台湾図書館の中に大切に保管されていた蔵書です。この図書館には、戦前に作られた「内田嘉吉文庫」も存在しています。これらの文庫は、どのような経緯で設けられたのでしょうか? 当時の図書館長たちの資料を読み解くと、そこには知られざる日本と台湾の文化交流史がありました。2024年12月開催の国立台湾図書館110周年記念イベントについて、当日の写真を用いながら、報告します。

海を渡った「後藤新平文庫」チラシ.jpg

カテゴリ:
江戸・東京

基本情報

開催日時

2025年1月13日(月曜日・祝日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:伏見 岳人(東北大学大学院法学研究科教授)

■伏見 岳人(ふしみ たけと)
1979年生まれ。2011年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。2011年より東北大学大学院法学研究科准教授、2019年より現職。著書に『近代日本の予算政治1900-1914』(東京大学出版会、2013年)、共編著に『別冊環28 後藤新平―衛生の道1857-1929』(藤原書店、2023年)など。「オンライン版後藤新平文書」(丸善雄松堂、2021年)監修・解説を担当。

後藤新平
台湾総督府図書館

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、お申し込みフォームいずれかにて、下記の情報をご連絡ください。①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、④メールアドレス(「お申し込みフォーム」からの場合)
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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