日本列島北部周辺とりわけ北海道の先住民族アイヌ。寒冷で厳しい自然環境の中で工夫や生活の知恵を受け継ぎながら、自然界すべてのものに魂が宿るとされる精神文化をはじめ、独自の文化を発展させてきました。「アイヌの装い」をテーマに、アイヌ民族の衣文化について紹介するとともに、会場には、衣服や装飾に触れる展示や身に着けて記念撮影していただくスポットもご用意します。
ウポポイ(民族共生象徴空間)とは
アイヌの歴史・文化を学び伝えるナショナルセンターとして、長い歴史と自然の中で培われてきたアイヌ文化をさまざまな角度から伝承・共有するとともに、人々が互いに尊重し共生する社会のシンボルとして、また、国内外、世代を問わず、アイヌの世界観、自然観等を学ぶことができるよう、必要な機能を備えた空間です。2020年7月、北海道白老町にオープン。
イベントお申し込み
イベント予約サイト「Peatix(外部サイト)」よりお申し込みください。
・ご欠席される際は、イベント開演前までにご連絡いただければキャンセル料はかかりません。
※お電話(03-3502-3340)、ご来館(1階受付)でもお申し込みを承ります。
カテゴリ:
- スキルアップ
基本情報
開催日時
2025年4月19日(土曜日)
午後2時~午後3時
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後1時30分
会場
4階
スタジオプラス(小ホール)
共催
公益財団法人アイヌ民族文化財団
講師:村木 美幸
(公益財団法人アイヌ民族文化財団 副理事長、民族共生象徴空間(ウポポイ)運営本部 本部長)

■村木 美幸(むらき みゆき)ポンレ:イタンキトゥイ(ポンレはウポポイで使用しているアイヌ語のニックネーム)
1959年白老町生まれ。1985年より財団法人アイヌ民族博物館(白老町)に勤務。学芸課長(1993年~)、館長、専務理事を歴任。旧アイヌ民族博物館(ポロトコタン)は、地元白老のアイヌが設立・運営した私営の博物館で、アイヌ自ら博物館を建設し、アイヌ文化の伝承と人材育成の基盤をつくった。本人は「この博物館で、私も育てていただいた」と語る。同館では、白老地方に伝わるアイヌ舞踊や歌の実演や調査、イヨマンテ(クマの霊送り儀礼)に代表されるアイヌ民族の信仰儀礼の復興、食文化の伝承活動、人材育成・教育普及事業の他、ロシア民族学博物館や国立ベルリン民族学博物館など、国内外のアイヌ資料の調査研究も担当。2012年からは国立アイヌ民族博物館の構想づくりに委員として携わり、2018年から公益財団法人アイヌ民族文化財団常勤理事、2020年7月の開業とともに民族共生象徴空間ウポポイ運営本部副本部長、2023年6月より現職。これまでに手掛けた展覧会に「テケカラペ―女のわざ : ドイツコレクションから : アイヌ工芸品」展(1999年アイヌ民族博物館)、「イカㇻカㇻ アイヌ刺繍の世界」展(2016年苫小牧市美術博物館)など。主な著作にアイヌ民族博物館編「アイヌの自然シリーズ第4集:アイヌと植物<薬用編>」(2004年)、JR北海道の社内誌「The JR Hokkaido」「なるほどアイヌ文化エッセイ ソンコdeソンコ」(2012年から連載中)など。





詳細情報
定員 | 40名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 1,500円(イベント予約サイト「Peatix」からお申し込みいただくと100円割引※対象:4月・5月開催の講座) |
お申し込み方法 | 【申込開始日:2025年3月8日(土曜日)午前10時より】 イベント予約サイト「Peatix」、電話(03-3502-3340)、ご来館(1階受付)いずれかにてお申し込みください。電話、ご来館の場合は下記の情報をご連絡ください。①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へお願い | 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |