としょかんのこしょてん VOL.11 戦後日本映画《プログラム篇》

戦後日本映画《プログラム篇》

4月1日(火)から開催の第11回目は「戦後日本映画《プログラム篇》」と題し、映画パンフレットを多く扱う「虔十書林」よりお借りした、日本映画界の巨匠といわれる監督の映画パンフレット24点を展示・販売（仲介）いたします。

映画パンフレットは日本特有の文化で、その誕生は明治とも大正とも言われています。
今回は、その歴史の中でも、日本映画黄金期といわれ、映画が人々の娯楽として最も盛り上がっていた時代のパンフレットをご覧ください。

この機会にぜひご覧ください。

「本の街」神田神保町　オフィシャルサイト BOOK TOWN　じんぼうでも紹介されています。

としょかんのこしょてん VOL.11　◆◆◆戦後日本映画《プログラム篇》◆◆◆

テレビのなかった時代、戦後の復興を支えた人々の暮らしの最大の娯楽は映画でした。

1950年代、日本映画界も黄金期と呼ばれる時代を迎え、銀幕のスターに胸踊らされ、劇場の売店でプログラムを買うことを楽しみにしていた人々もいたでしょう。

スタッフ、キャスト名から、あらすじ、解説、ハイライトシーンの写真や批評家（詩人、小説家、評論家等）の記事まで掲載されているプログラムは、諸外国には存在しません。まさに日本特有の文化で、その誕生は、明治とも大正とも言われています。

今回は有料販売された戦後のもので、特に世界に影響を及ぼした監督の作品を中心に展示いたします。

【出品リスト　全24点】
醜聞（スキャンダル） 黒澤明 1950年　 150,000円
野良犬 黒澤明 1949年　　　　　　　　 80,000円
羅生門 黒澤明 1950年　 120,000円
人の侍 黒澤明 1954年 60,000円
蜘蛛巣城 黒澤明 1957年　　　　 25,000円
悪い奴ほどよく眠る 黒澤明 1960年　 30,000円
用心棒 黒澤明 1961年　　　　　　　　　20,000円
椿三十郎 黒澤明 1962年　　　　　　　　25,000円
天国と地獄 黒澤明 1963年　　　　　　　10,000円
宗方姉妹 小津安二郎 1950年　　　　　　70,000円
彼岸花 小津安二郎 1958年　　　　　　　30,000円
小早川家の秋 小津安二郎 1961年　　　　20,000円
麦秋 小津安二郎 1951年　 25,000円
早春 小津安二郎 1956年　　　　　　　　20,000円
笛吹川 木下恵介 1960年　　　　　　　　10,000円
カルメン故郷に帰る 木下恵介 1951年　　 7,000円
銀座二十四帖 川島雄三 1955年　 10,000円
暖簾 川島雄三 1958年　　　　　　　　　 8,000円
雨月物語 溝口健二 1953年　 40,000円
近松物語 溝口健二 1954年　 15,000円
西鶴一代女 溝口健二 1952年　 30,000円
驟雨 成瀬巳喜男 1956年　 10,000円
流れる 成瀬巳喜男 1956年　　　　　　　12,000円
あらくれ 成瀬巳喜男 1957年　　　　　　15,000円

◆出品リスト中の年号は製作年で、公開年とは異なるものも含まれます。

◆出品リストは予告なく変更になる場合があります。

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