ミニ展示「発禁本の境界」

ミニ展示「発禁本の境界」

一体何をどこまで書くと発禁処分を受けるのか。検閲官が発禁と判断する境界はどこにあったのか。検閲をパスした本と発禁本とを並べて展示します。双方に残された、検閲や伏字の痕跡をご覧ください。
小林多喜二『蟹工船』禁止処分本と刊行チラシを展示するほか、内務省委託本から堺利彦『猫の首つり』の検閲原本を紹介します。また、レーニン『左翼小児病』、中本たか子『白衣作業』など国立国会図書館所蔵の発禁処分を受けた検閲原本数点を期間限定で展示します。

開催日時 2011年1月24日(月)~3月26日(土)
開催場所 千代田図書館9階 セカンドオフィスゾーン内ミニ展示コーナー
協力 国立国会図書館
お問い合わせ 千代田図書館 展示担当
TEL:03-5211-4289・4290
月曜日~金曜日(祝日を除く) 10:00-18:00