としょかんのこしょてんVOL.46 吉田初三郎の鳥瞰図

吉田初三郎の鳥瞰図

千代田図書館内の一角に設けられた、神田古書店連盟との連携展示・出張古書店コーナー「としょかんのこしょてん VOL.46」のご案内です。
3月31日(木)まで、「吉田初三郎の鳥瞰図」と題し、和本古地図・歴史・民族などを扱う永森書店より、「大正の広重」と呼ばれた吉田初三郎の作品16点を展示・販売（仲介）いたします。当時、皇太子時代の昭和天皇に「綺麗で、わかり易い」と賞賛を賜った初三郎の鳥瞰図をご覧ください。

「本の街」神田神保町　オフィシャルサイトBOOK TOWN　じんぼうでも紹介されています。

としょかんのこしょてん VOL .46　
■□ 吉田初三郎の鳥瞰図 □■

交通知識の普及と美的意識の民衆化を企画・実行し、独特の鳥瞰式描法を考案して名所図絵を大成させ、「大正の広重」と呼ばれた吉田初三郎。皇太子時代の昭和天皇に「綺麗で、わかり易い」と賞賛を賜って以来、名所図絵作成に対する思いを強くし、日本全国さらには満蒙、南支、朝鮮を写生旅行し、3,000点以上の鳥瞰図を残しています。
観光ブームに沸いた大正から昭和初期、初三郎の鳥瞰図は大変人気が高かったものの、戦後になると忘れられていました。しかし近年では、その見た目の良さや手頃な美術品としての価値から、コレクターだけでなく公共の博物館・美術館からも注目されています。最近では特に、中国や朝鮮、鉄道会社のものに人気が集まっています。ほとんどの作品は戦前に作成されたものですが、戦後の作品は戦前に比べてクオリティーが低いものの、その希少性のため価値が高くなっています。
今回の展示では、戦前に作成された吉田初三郎の鳥瞰図を紹介いたします。ご自身の故郷や現在お住まいの場所がないか探してみてはいかがでしょうか。

【出品リスト】

※出品内容は予告なく変更になる場合があります。

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