としょかんのこしょてん VOL .53　団塊世代の青春期から現在までの一断面 ―全共闘から原発へ―

　千代田図書館内の一角に設けられた、神田古書店連盟との連携展示・出張古書店コーナー「としょかんのこしょてん VOL.53」のご案内です。
　2月24日(金)まで、「団塊世代の青春期から現在までの一断面－全共闘から原発へ－」と題し、書籍や雑誌46点を展示します。

　「本の街」神田神保町　オフィシャルサイトBOOK TOWN　じんぼうでも紹介されています。

としょかんのこしょてん VOL .53　団塊世代の青春期から現在までの一断面－全共闘から原発へ－

　2011年3月11日の原発震災は、多くの人に暮らしかたを考えさせる　　契機となりました。以降、さまざまな集会やデモなども行われています。そんな集会の中で、ひときわ印象的なのは「四十年経っても日大全共闘」と染め抜かれた数本の新しい幟旗と、その旗の下に集う中年から初老の　人たちの集団です。
　たしかに、全共闘運動も、簡単に言ってしまえば、生きかた、暮らしかたへの問いかけでもありました。団塊の世代とその前後の世代の人たちにとって、青春時代における生きかたへの反省行動が全共闘に象徴される一連の運動だとすれば、原発問題は、大人になった彼らの、老後に直面しなければならない課題と考えることもできます。
　今回は、全共闘と原発問題を柱として団塊とその前後の世代が、青春期から今日までに、見て、聞いて、行動してきた社会的な問題の代表的なものの資料や書籍を展示し、その世代の過ごしてきた時代をふりかえります。

出品リスト

Ａ．全共闘前史

Ｂ．全共闘運動とその周辺

Ｃ．ベトナム反戦、万国博、etc.

Ｄ．海外の動きと国内の事件

Ｅ．運動と生き方のひろがり

Ｆ．原発問題とその周辺

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