展示「新興国の今を知る　―ニュースの深層を読み解くために―」

展示「新興国の今を知る　―ニュースの深層を読み解くために―」

　BRICs、VISTA、NEXT11など、かつて援助の対象とされていた「途上国」が、経済発展を遂げ「新興国」と呼ばれるようになりました。目まぐるしい経済成長を続けるこれらの国々は、私たちのビジネスや生活のパートナーとして存在感を日に日に高めています。
　ウォール展示では、開発途上国の経済、政治、社会を研究してきたアジア経済研究所が、ビジネスに直結するテーマについてわかりやすく説明します。注目の新興国であるインドネシアとミャンマー、FTA(自由貿易協定)、国境を越える再生資源などのテーマについてパネルで解説し、トレンドを詳しく知ることのできる書籍約70冊をご紹介します。
　そのほか、東日本大震災や福島原発問題をとりあげた海外の新聞15紙（アジア経済研究所図書館所蔵）を紹介するコーナーなど、新興国に関連するミニ展示も同時開催します。
　新興諸国・新興市場が今どうなっているのかを知ることで、ニュースで伝えられる出来事の深層が見えてくるでしょう。

展示関連講演会のお知らせ
本展示「新興国の今を知る」に関連して次の講演会を開催します。ぜひお気軽にご参加ください。
展示関連講演会①「「アラブの春」とその後の中東政治」
展示関連講演会②「韓国FTAが日本に及ぼす影響」

展示会場のご案内
A）新興国の今を知る
●アジア5大ニュース
●FTA（自由貿易協定）
●注目の新興国、インドネシアとミャンマー
●付加価値貿易　―「モノ」の貿易から価値の貿易へ―
●国境を超える再生資源
●「アラブの春」とその後の中東政治
B）アジア経済研究所図書館のおすすめ本コーナー
サントリー学芸賞や日経・経済図書文化賞などを受賞した著作などお薦めの8タイトルをご紹介します。
C）アジア経済研究所図書館紹介コーナー
開発途上国に関する日本最大の専門図書館であるアジ研図書館。そのレファレンスサービス、インターネット等での情報発信、特徴ある蔵書群をパネルで紹介します。
D）海外から見る3.11 －震災と福島－
東日本大震災や福島原発問題を取り上げた、アジア、中東、ラテンアメリカ、アフリカ地域の計１５ヵ国の新聞を展示します。各紙の記事、見出し、掲載写真の文章から、報道の視点、受け止め方の違いを感じてください。

プレスリリースはコチラ。