靴磨きイベント「千代田図書館で靴も自分も磨く ～BOOTBLACK at Library～」

【最終回】第55回 千代田図書館で靴も自分も磨く ～BOOTBLACK at Library～

綺麗に磨かれた靴は高揚感とともに自信を与えてくれます。靴磨きの間に読書や研究、ビジネスの発想も豊かな靴磨き職人さんと会話をしてお過ごしください。本や会話から得られた情報や発想は、様々なカタチで明日の自分に繋がっていくことでしょう。プロが磨いた靴は長期間美しさが保たれます。履きなれた靴も自分もより一層輝かせてください。

図書館内に靴磨きカウンターを設け、プロの靴磨き職人が皆さまの靴を磨きます。（有料）※脱いだ靴をカウンター上で磨くスタイルの靴磨きです。

【参加方法1】 靴を預けて館内で調査・研究
【参加方法2】 靴磨きの工程を見ながら職人さんと会話

履きなれた靴はもちろんですが、買ったばかりの靴を履く前に磨くと、柔らかくなってより長持ちします。お気軽にご参加またはご相談ください。

また、この靴磨きイベントは今回で最後となります。
これまでお越しくださった皆さまには厚く御礼申し上げます。

◆靴磨き職人　長谷川裕也氏・有薗真也氏／シューズラウンジ Brift H（ブリフト アッシュ）

長谷川裕也氏／株式会社 BOOT BLACK JAPAN 代表取締役 プロフィール
1984年生まれ。高校卒業後、製鉄会社に入社、その後、英会話教材の営業に転職し19歳で役職に就くが体調を崩し仕事を辞める。日払いの仕事などをしていたが、気付くと手元に5千円。日銭を稼げる仕事として"靴磨き"を思いつき、100円ショップで買い揃えた道具で、路上での靴磨きを始める。当初は、お客様から厳しい指摘を受けることもあったため、他の靴磨き職人の客として、その様子を観察したり、靴を何十足も購入し、練習したりして、独学で技術を身につけていった。その後、アパレル関係の仕事に就くが、既に靴磨きの奥深さ、それを通した人との出会いに楽しみを見出していたため、休日には路上での靴磨きを続けた。その間、靴磨きを生業とすることを決意し、アパレル会社を辞める。そして、靴磨きを始めてから3年目の2007年5月、靴磨き会社・株式会社BOOT BLACK JAPANを設立し、子どもの頃から漠然と考えていた社長になる夢を叶える。その後も路上での靴磨きはもちろん、企業への出張靴磨き、百貨店をはじめとする様々な場所でのパフォーマンスや講演などを行う。2008年7月、お客様の目の前でパフォーマンスのように靴を磨くカウンタースタイルの靴磨き店「シューズラウンジ Brift H」（港区南青山）をオープンする。靴磨き中は、その工程も丁寧に説明しながら、伝統的な方法と独自の経験を活かした、こだわりの磨きを施していく。同時にビジネスの発想や、綺麗になった靴のもたらす自信、物を大切に扱うことによる充足感など、靴磨きを通して気付く様々なことを伝えている。