展示「科学雑誌と家電でたどる日本の150年」

kaden_kagakuzasshi_leaflet展示「科学雑誌と家電でたどる日本の150年」

より豊かなくらしを求めて、人はいつも新しいモノをつくってきました。その積み重ねのひとつが家電となって、私たちに快適で便利な生活をもたらしています。

それらに含まれる科学の原理や技術のしくみは、学校教育や科学館・博物館を通して、また、本・雑誌・テレビ番組などを通して、私たちに伝えられ、未来の科学者を育んできました。

今では、豊富で便利な製品によって、暮らしの中で不自由や不便を感じることは極めて少なくなってきました。その反面、科学や技術は一層ブラックボックスとなって見えにくくなり、しくみや原理を知る必要性と機会は減っています。私たちは、最先端の製品やサービスを便利に使えれば、それでいいのでしょうか。

この展示では、科学の知識を広く伝えてきた総合的な科学雑誌をパネルで紹介しながら、身近な家電を題材に科学と技術の進歩をたどります。また、科学に関する本を貸出用としてご用意するほか、懐かしの科学雑誌やふろくも展示します。

科学や技術は、わたしたちのライフスタイルをどう変化させてきたのか?そしてこれから、どんな未来をつくるのか?夏休みに親子で考えてみませんか。

展示本リスト [PDF 345KB](別ウィンドウで開きます)

会期 2015年5月25日(月曜日)~8月22日(土曜日)
前期[江戸末期~1950年代]5月25日~7月14日
後期[1960年代~現代]7月15日~8月22日
場所 千代田図書館9階=展示ウォール
主催 千代田区立千代田図書館/科学技術館東京理科大学 近代科学資料館Gakken

関連イベント

講演会「元編集長が語る、学研『科学のふろく』開発裏話」

kaden_kagakuzasshi_photo (2)kaden_kagakuzasshi_photo (1)

kaden_kagakuzasshi_photo3 kaden_kagakuzasshi_photo4

(写真右)前期展示

(写真左)後期展示

科学技術館

わたしたちの生活をちょっと振りかえってみると、いろいろな科学や技術の積みかさねがあることに気がつきます。科学技術館は、そんな身近な科学の不思議から宇宙をとりまく壮大な不思議とその仕組み、科学を利用して技術を発展させてきた営みをさまざまな展示とワークショップによって紹介しています。展示は、見て・触って・からだ全体を使って体感し、自分の知識や興味に応じて楽しみながら科学と技術に興味・関心を深めていただけるようになっています。

※開館50周年を記念して、2015年8月8日(土)~8月30日(日)(予定)に、家電など身近な生活で活躍する産業技術のこれまでとこれからを体感する特別展を開催します!

kaden_kagakuzasshi_kagakugijyutsukan開館時間:9:30~16:50(入館は16:00まで)
入場料:大人720円、中高生 410円、子供(4歳以上)260円
休館日:水曜日(春休み、科学技術週間、ゴールデンウィーク、夏休み、都民の日、11月~2月を除く)、年末年始

〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
電話 03-3212-8544

東京理科大学 近代科学資料館

1991年に開館し、以下3つの常設展示と、本学の研究等を紹介し科学啓発を目的とした「特別企画展示」を開催しています。(1)計算機の歴史:江戸時代の算木、そろばん、計算尺、手動式計算機、機械式微分解析機、リレー計算機、電卓、大型コンピュータ、パソコンなどの日本一の計算機コレクション(2)録音技術の歴史:エジソン蓄音器、初期のテープレコーダーなど(3)東京物理学校の歴史:創設期の資料、実験器具などです。神楽坂通りのそばの落ち着いた雰囲気の中、今日までの近代科学の発展の歴史をご覧いただけます。

※2014年秋に開催した企画展『科学雑誌-科学を伝えるとりくみ-』が科学ジャーナリスト賞を受賞しました!

kaden_kagakuzasshi_rikadai開館時間:10:00~16:00 入場料無料
休館日:日曜・月曜・祝日・大学の休業日(8月中旬及び年末年始の一斉休暇期間を含む)

〒162-8601 東京都新宿区神楽坂1-3
電話 03-5228-8224 FAX 03-5228-8116