セミナー「三菱一号館美術館『画鬼 暁斎 ―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』展」

千代田図書館では、千代田区内のミュージアムと連携して、展覧会の解説セミナーを開催しています。

2015年度ミュージアムセミナー③「三菱一号館美術館『画鬼 暁斎―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』展」

河鍋暁斎 （かわなべ　きょうさい、1831-1889）は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師歌川国芳に入門、９歳で狩野派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した絵師です。一方、三菱一号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852-1920)は、政府に招かれ明治１0（1877）年に来日、日本の近代建築に多大な功績を残しました。彼は日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介しました。

三菱一号館美術館では開館５周年を記念し、コンドルの業績とともに、彼の敬愛する暁斎の国内外の名品約130点を紹介する展覧会を開催します（会期6/27～9/6）。

千代田図書館では、この展覧会の担当学芸員をお招きして解説セミナーを開催します。暁斎とコンドルの師弟愛、コンドルから見た暁斎などを交え、一味違った暁斎の魅力をお話しいただきます。

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※会場が変わりました。402･403会議室→【401会議室】

河鍋暁斎《河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』パリス劇場表掛りの場》明治12（1879）年／GAS MUSEUM がす資料館