セミナー「桃山時代の絵画―狩野派･長谷川等伯ほか 出光美術館『躍動と回帰―桃山の美術』展より」

2015年度ミュージアムセミナー④「桃山時代の絵画―狩野派･長谷川等伯ほか 出光美術館『躍動と回帰―桃山の美術』展より」

出光美術館で開催される展覧会「躍動と回帰―桃山の美術」（会期8/8～10/12）に出品される作品のうち、絵画に注目して解説するセミナーです。

きらめく金地の上に色鮮やかな絵具を使って鳥や花木をあらわした狩野派の屏風絵、そして、墨のかたまりを紙の上に荒々しくぶつけた長谷川等伯の水墨画。これらに象徴される桃山時代の絵画は、どれも豪華でエネルギッシュな魅力にあふれています。

それでは、このような躍動感をたたえた絵画はどのようにして生み出されたのでしょうか。

今回は、過去の造形とのつながりに注目しながら、ときに革新的とたたえられる桃山時代の絵画の見どころをお話しします。

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松に鴉・柳に白鷺図屏風（右隻・部分）長谷川等伯　桃山時代　出光美術館