【受付終了】 痛みの科学と医学―私たちは痛みを克服できるだろうか

痛みの科学と医学
―私たちは痛みを克服できるだろうか

2018年4月25日(水曜)痛みの科学と医学チラシ.jpgり傷、火傷、凍傷、腹痛とでは、関わっている痛覚神経の種類もその発痛メカニズムも基本的にまったく異なります。一方、そんな様々な痛みに効く各種の薬草が、太古の昔から世界各地で語り伝えられて来ました。それらが麻酔薬、鎮痛薬、医療用麻薬などに変身し、現代の患者と医師を支えています。講師も、脳や神経における痛覚メカニズムについて取り組んできましたが、最終的に痛みを感じる脳の場所や回路については研究途上にあります。さらに現在も、痛みを伴う新しい様々な難病が出現しています。

痛みの理解や鎮痛方法に関し、人類はどこまで到達したのか。これから克服すべき課題は何か。日常生活の医療場面と関連付けながら講義を進めます。

カテゴリ:
スキルアップ

基本情報

開催日時

2018年4月25日(水曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

講師:後藤 秀機(サイエンスライター、医学博士)

講師:後藤 秀機(サイエンスライター、医学博士)

■後藤 秀機(ごとう ひでき)
サイエンスライター、医学博士。1943年生まれ。東京工業大学大学院原子核工学課程修了。コロンビア大学研究員、ロンドン大学研究員を経て、横浜市立大学医学部、岩手医科大学等に勤務。コロンビア大学の研究員時代には脳神経化学を専門分野とし、神経学者のエリック・カンデル氏に師事。同氏は2000年度ノーベル生理学・医学賞を受賞(受賞理由「学習記憶の神経機序」)。著書に『神経と化学伝達』(東京大学出版会)、『イカの神経ヒトの脳みそ』(新潮新書)、『天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(ミネルヴァ書房)では、第62回(2014年)日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。

関連資料

2018年4月25日(水曜)痛みの科学と医学チラシ.jpg

詳細情報

定員 60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、または電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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