展覧会への入口講座Vol.24
喧噪の巷へ(けんそうのちまたへ)

展覧会への入口講座Vol.24
喧噪の巷へ(けんそうのちまたへ)ー「江戸名所図屏風」を歩く

徳川家康の転封と開府をきっかけに、急速に発展した江戸の町。その繁栄をとらえた絵画のうち、「江戸名所図屏風」(重要文化財)は明暦3年(1657)の大火以前の様子を伝える貴重な作例です。全長10メートルに迫る長大な画面には、さまざまな労働に勤しみ、あるいは歓楽街に集い、日々の暮らしを謳歌する江戸の人たちの姿が、実に豊かに、細やかに描き出されています。今回の講演では、この作品を中心に、江戸を題材とした都市図の魅力をご紹介します。

〈出光美術館 企画展情報〉
「江戸名所図屏風」と都市の華やぎ 
2018年7月28日(土)~9月9日(日)※月曜日休館
詳しい情報はこちらhttp://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/schedule/

2018年8月9日(木曜日)展覧会への入口講座Vol.24 喧噪の巷へ 「江戸名所図屏風」を歩く チラシ

カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2018年8月9日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:廣海 伸彦
(出光美術館学芸員)

■廣海 伸彦(ひろみ のぶひこ)
1980年、神奈川県生まれ。おもに17世紀から19世紀の日本の絵画を勉強しています。美術館では、風俗画・浮世絵、源氏絵をはじめとする物語絵、琳派の絵画の調査や展示にたずさわっています。これまでに「勝川春章と肉筆美人画」(2016年)、「岩佐又兵衛と源氏絵」(2017年)などの展覧会を担当したほか、『岩佐又兵衛全集』(共著、藝華書院、2013年)、『岩佐又兵衛―浮世絵の開祖が描いた奇想』(共著、平凡社、2017年)などを刊行しています。

「江戸名所図屏風(左隻部分)」江戸時代(所蔵:出光美術館所蔵 重要文化財)明暦3年(1657)の大火以前の様子を伝える貴重な作例。

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)*千代田区民の方はご住所がわかるものをお持ちください。
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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