バレエ史っておもしろい!-2
藤田嗣治の手掛けたバレエ~バレエ・スエドワの世界
日本において、今年ほどこのテーマがふさわしい年はないでしょう。
"1920年代パリを体現するバレエ団"と言われる"バレエ・スエドワ"に参加した画家・藤田嗣治が没後50周年を迎え、戦後1946年に日本で初演された『白鳥の湖』は東京シティ・バレエ団によって再現上演されます。
スウェーデン貴族ロルフ・ド・マレ個人によって作られ、運営されたバレエ団"バレエ・スエドワ(=スウェーデン・バレエ団)"は今見ても斬新そのもの。日本とスウェーデン国交150周年にあたる今年、一人でも多くの方に知っていただけたら、お伝えできたらと思っております。
■バレエ・スエドワとは?■
1920年から1925年の5年間だけ存在した私設バレエ団。「1920年代パリを体現するバレエ団」と言える主宰者はスウェーデン貴族ロルフ・ド・マレ。本拠地をパリ、シャンゼリゼ劇場に置く。1920年代には「今はバレエ・リュスの時代ではない、バレエ・スエドワの時代だ」とも言われた。
初めてのバレエでの映像使用、舞台上での着替え等「初」も多い。全24作品を初演。
- カテゴリ:
- 芸術
基本情報
開催日時
2018年9月15日(土曜日)
午後2時~午後3時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後1時30分
会場
地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師:芳賀 直子(舞踊史研究家)
■芳賀 直子(はが なおこ)
東京生まれ、ベルギー、鎌倉育ち。舞踊、中でもバレエ史を中心に研究を行っている。専門はバレエ・リュス、バレエ・スエドワ。1998年のセゾン美術館『バレエ・リュス』展での仕事を皮切りに舞踊史研究家として執筆、講演、展覧会監修等を行う。整理、立ち上げから2014年まで薄井憲二バレエ・コレクションキュレーターを務めた。著書に『ICON 伝説のバレエ・ダンサー、ニジンスキー妖像』(講談社)、『バレエ・リュス~その魅力のすべて』(国書刊行会)、『バレエ・ヒストリー バレエ誕生からバレエ・リュスまで~』(世界文化社)等。
新国立劇場バレエ研修所、K-Ballet School等でバレエ史を担当、大正大学表現文化学科クリエイティブライティングコース客員准教授。
関連資料
詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
---|---|
参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |