枠と額縁からみる絵画
~源氏物語絵巻から北斎、国芳まで~

枠と額縁からみる絵画
~源氏物語絵巻から北斎、国芳まで~

美術全集や展覧会の図録等で多くの名画は額縁なしで紹介されますが、ギャラリーや美術館では額に入れられて展示されます。今回は「枠」=「額縁」に注目しつつ、日本の絵を中心にみていきます。
美術鑑賞をするとき私たちは、描かれた絵そのものを楽しむと同時に、周囲の枠や縁取り装飾、額縁や壁面との調和も含めて、表装された、あるいは額装された全体としてみています。絵画を枠や額縁と一体となった美術品、かつ装飾品としてみると、絵画鑑賞の奥行きは宗教的な目的や美的な楽しみ、建築や装飾との関係にまで広がります。奈良時代の扁額から源氏物語絵巻、絵馬や浮世絵まで、日本と西洋の影響関係も含めて代表的な名画を新たな視点から考えてみます。

枠と額縁からみる絵画チラシ

カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2018年10月5日(金曜日)
午後7時~午後8時45分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:小笠原 尚司(額装家)

講師:小笠原 尚司(額装家)

■小笠原 尚司(おがさはら ひさし)
1961年高崎(群馬県)生まれ。1980年代中頃よりフランス、パリを拠点に写真家として雑誌や広告、建築の分野で活躍。作品はフランス国立図書館を始め、国やパリ市の公的コレクションとして保存。フランス滞在中に額装に魅せられ、1999年帰国後、都内に額装スクールAtelierYO、額縁・額装ショップ、ギャラリーsur-mursをオープンし、アートと壁面装飾、空間への可能性について額装をとおして提案。
同時に書籍やセミナーで額装の魅力を紹介。
主な著書:『フレーム・イン・ザ・インテリア』トーソー出版、『額縁への視線』『額縁からみる絵画』ともに八坂書房

枠と額縁からみる絵画チラシ

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)