展覧会への入口講座Vol.26
顔真卿と祭姪文稿―唐代書法の輝き―

展覧会への入口講座Vol.26
顔真卿(がんしんけい)と祭姪文稿(さいてつぶんこう)
―唐代書法の輝き―

王羲之(おうぎし)が活躍した東晋時代に続いて、唐時代には虞世南(ぐせいなん)・欧陽詢(おうようじゅん)・褚遂良(ちょすいりょう)ら唐の三大家が楷書の典型を完成させました。

顔真卿は三大家の伝統を継承しつつ、王羲之や唐の三大家とは異なる美意識に基づく書を創出し、後世に大きな影響を与えました。顔真卿が、安史の乱で非業の死を遂げた若き顔季明を供養した文章の草稿「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」は、王羲之の「蘭亭序(らんていじょ)」に比肩する名品です。

唐王朝が大きく変貌を遂げつつあった時期に活躍した顔真卿に焦点をあて、その生涯をたどるとともに、唐時代に作られた名品の数々をご紹介します。

顔真卿と祭姪文稿―唐代書法の輝き―


特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」
・会期:2019年1月16日(水曜日)~2月24日(日曜日)
・会場:東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
・開室時間:午前9時30分~午後5時
※金曜日・土曜日は午後9時まで(入館は閉館の30分前まで)
・休館日:月曜日 ※2月11日(月曜日・祝日)は開館、翌12日(火曜日)は休館

詳しくは 公式サイト https://ganshinkei.jp/ をご覧ください。








カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2019年1月18日(金曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:富田 淳
(東京国立博物館 学芸企画部長)

講師:富田 淳<br>(東京国立博物館 学芸企画部長)

■富田 淳(とみた じゅん)
1990年より東京国立博物館に勤務。中国美術室長、列品室長、調査研究課長、列品管理課長、企画課長、学芸研究部長を経て現職。
主な著書:『もっと知りたい 書聖王羲之の世界』(共著・東京美術、2013)。主な論考:「新出の『御茶器帳(雲州蔵帳)』について」(『御茶器帳(雲州蔵帳)』NHKプロモーション、2018)、「呉昌碩と金石の気」、「呉昌碩と楊峴」(『呉昌碩とその時代-苦鉄没後90年-』公益財団法人台東区芸術文化財団、2018)、「北山堂コレクションについて」(『書法漢学研究』アートライフ社、2017)、「董其昌とその時代」(『書法漢学研究』アートライフ社、2017)

顔真卿と祭姪文稿―唐代書法の輝き―

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民500円)
✳千代田区民の方は当日住所の分かるものをお持ちください。
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

関連リンク