世界の音楽2019
口琴の響き、その秘密

世界の音楽2019
口琴の響き、その秘密 ~たったひとつの音源から、様々な音色を引き出すには~

ユーラシア大陸で生まれ、世界中で演奏されている楽器、口琴。これまで、東シベリア・サハの民族文化としての口琴や、日本~アジアの発掘品を検証しながら、音楽考古学的な観点から口琴の歴史をご紹介してきましたが、今回は、たったひとつしか音源を持たない、一見「未発達」な楽器から、さまざまな音色や音程を引き出す方法と、その際に重要な役割を果たす「共鳴器としての人間の口腔」と「倍音」とに焦点をあて、音響的な観点から「口琴の音」について考えます。
また、世界のさまざまな「単一音源楽器」と、その演奏方法もご紹介します。


2019年7月3日(水曜日)世界の音楽2019 口琴の響き、その秘密 ~たったひとつの音源から、様々な音色を引き出すには~

カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2019年7月3日(水曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

協力

東京音楽大学付属民族音楽研究所

講師:直川 礼緒(日本口琴協会代表)

講師:直川 礼緒(日本口琴協会代表)

■直川 礼緒(ただがわ れお)
1959年金沢生まれ。大学時代にアイヌ民族の口琴ムックリに出会う。1987年インドネシア・バリ島の口琴ゲンゴンに遭遇、ムックリとの共通性と相違性に興味を持つ。以来、口琴を追いかけて世界を旅する。1990年日本口琴協会設立。2011年第7回国際口琴大会(サハ共和国)のコンテストで、9名の「世界口琴名人」の一人に選ばれる。演奏活動のほか、口琴奏者の招聘公演の企画・制作、口琴を中心とした伝統音楽CDのプロデュースなどを行う。国際口琴協会理事、東京音楽大学付属民族音楽研究所公開講座講師。2005年ロシア連邦サハ共和国文化功労者賞、同市民栄誉賞受賞。著書「口琴のひびく世界」(2005)、CD「西比利亜 発 電脳空間 行」(2011)「ジャパニスタンの音楽」(2014)など。

キルギス
ハンガリー
カンボジア

詳細情報

定員 60名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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