【受付終了】 平野啓一郎が語る、平野啓一郎 ―20年の作家生活とその作品群

平野啓一郎が語る、平野啓一郎
―20年の作家生活とその作品群

平野啓一郎氏(撮影 瀧本幹也)

2018年に作家生活20周年を迎えた平野啓一郎氏。
14歳で三島由紀夫の『金閣寺』に衝撃を受け、文学の読者となった平野氏は、21歳でデビュー作となる『日蝕』を書き、現在に至るまで様々な小説、論評を発表しています。
ロマン主義三部作を発表した第1期、短篇・実験期と呼ばれる試行錯誤を行い「新しい世界」を描いた第2期、「分人主義」という独自の思想を展開する充実した第3期、『マチネの終わりに』がベストセラーとなり氏のイメージが更新された第4期と、平野氏の小説は20年の間に変化を続けてきました。その数々の作品群と20年の作家生活を、平野氏本人が読み解きます。

カテゴリ:

基本情報

開催日時

2019年7月10日(水曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:平野 啓一郎(小説家)

■平野啓一郎(ひらのけいいちろう)
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年大学在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在。美術、音楽にも造詣が深く、幅広いジャンルで批評を執筆。また、2009年から2016年まで日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当した。2014年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。著書は小説、『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋 』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』(21万部 突破/渡辺淳一文学賞受賞)、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』『考える葦』等がある。2018年9月に新作長編小説『ある男』(6万部突破/読売文学賞受賞)を刊行。

関連資料

平野啓一郎氏(撮影 瀧本幹也)

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)