心を育み脳が紡ぐ
生命の進化の来し方行く末

心を育み脳が紡ぐ
生命の進化の来し方行く末

私達の「心」は、身体臓器の一つである「脳」が進化によって手に入れた、「生命現象」の一つです。人間進化の来歴は、その時々の自然環境を活かし活かされつつ、他の生物たちと関わりながら、霊長類の特性の上に発展を遂げてきました。一言でいうと『成長を前提とした円環』です。つまり、脳が膨大し、知的能力が高まり、知性によって自然を改造し、生活圏を拡大しつつその環境に適応して、また脳が大きくなる...、という繰り返しの中で、いつしか「心」が産まれたのでしょう。その心が産み出す、現代の社会、経済、文化、産業...の総ても、この成長拡大の輪から逃れられません。すると、成長を前提とした私たちの世界は、行き詰まってしまうのでしょうか。

本講座では、私たちの世界の「行く末」について、「来し方」を振り返りつつ一緒に考えてみたいと思います。

「心を育み脳が紡ぐ生命の進化の来し方行く末」




カテゴリ:
スキルアップ

基本情報

開催日時

2019年9月9日(月曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:入來 篤史
(理化学研究所・生命機能科学研究センター・
象徴概念発達研究チーム チームリーダー)

講師:入來 篤史 <br>(理化学研究所・生命機能科学研究センター・<br>象徴概念発達研究チーム チームリーダー)

■入來 篤史(いりき あつし)
1982年東京医科歯科大学卒業。1986年同博士課程修了。医学博士、歯学博士。専門は神経生理学、認知生物学。東京医科歯科大学歯学部助手、ロックフェラー大学(アメリカ)助手、東邦大学医学部助手、講師、助教授を経て、1999年東京医科歯科大学医歯学総合研究科教授。現在、理化学研究所生命機能科学研究センター・チームリーダー。ほかに、京都大学特任教授、慶應義塾大学客員教授、ロンドン大学(イギリス)客員教授、南洋理工大学(シンガポール)客座教授、カナダ高等研究所フェロー、英国王立医学協会フェロー、リケナリシス株式会社(理研ベンチャー)代表取締役社長。

講師:入來 篤史氏
三位一体ニッチ構築

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)