世界の音楽2019
明清楽の魅力 ~清楽演奏家・鏑木渓庵、没後150年を記念して~
明清楽とは、幕末から明治前期に我が国において、とても盛んに演奏された中国の民間音楽です。文政年間に長崎遊学の日本の文人たちが、中国福建省より貿易のために来ていた、林徳建らとの交流の中から修得されたものだと言われています。その後長崎から、大阪派・東京派と二分され広まりました。
今回の講座は本年9月25日が、その東京派を代表する人物、鏑木渓庵(かぶらぎ けいあん)の150回忌にあたるため、それを記念し、渓庵を中心に明清音楽の魅力を探って行きます。
カテゴリ:
- 芸術
基本情報
開催日時
2019年9月25日(水曜日)
午後7時~午後8時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
4階スタジオプラス(小ホール)
協力
東京音楽大学付属民族音楽研究所
講師:稲見 惠七(明清楽器研究者)

■稲見 惠七(いなみ けいしち)
富山県魚津市出身。明清楽に魅了され、明清楽資料を精力的に収集、研究を重ねる。月琴など、明清楽器を中心とした奏法を修得し、またさまざまな楽器の製作、修復も手掛ける。2004年には琉球御座楽復元演奏研究会の依頼により、長線(阮咸)・月琴・四線・胡琴を製作。東京音楽大学民族音楽研究所初代所長、伊福部昭氏が遺した明清楽楽器と御座楽楽器の共通性を見いだし、以来、東京音楽大学民族音楽研究所公開講座や、同研究所民族楽器入門講座などで講師を務める。


詳細情報
定員 | 60名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
---|---|
参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |