書物の構造と記憶 ~形と匂いで読む世界~(全2回)
ルリユール:岡本幸治 × アーティスト:井上尚子
第2回 古い洋書の記録と記憶を探る

書物の構造と記憶 ~形と匂いで読む世界~(全2回)
ルリユール:岡本幸治 × アーティスト:井上尚子
第2回 古い洋書の記録と記憶を探る

本には文字以外にもたくさんの情報が詰まっています。紙や綴じ糸、表紙に使われたクロス、革、そして手触りや匂い。それらは来歴の違いによる経年変化で独特な存在となっていきます。
本講座ではルリユール:岡本幸治氏が修復前の本を解体しながら様々な製本のスタイルや紙質、使用素材によって異なる装幀などについてお話しした後、アーティスト:井上尚子氏が本の匂いの記憶を読み解く作業を行い、従来とは違う概念の読書を試みます。
内田嘉吉文庫の蔵書を中心とする古書の解体作業から紙の歴史や本が持っている特性などを学び、書籍に長年堆積した匂いから想起した記憶や想像したことと人間との関係性を踏まえ、今後、私たちが日常の中で本とどのように向き合い、どのような関係性を築くことができるのかについて参加者の皆さんで語り合い、考えます。

第2回は「古い洋書の記録と記憶を探る」と題して、岡本氏が所有する洋書の解体をご覧いただいた後、岡本氏の所蔵本や井上氏が内田嘉吉文庫の中からピックアップした本の匂いを、参加者の皆さんで体験します。

※当日は、筆記用具(鉛筆に限ります)をお持ちください。また、香水など香りの強いものの着用はお控えのうえ、ご来場ください。

書物の構造と記憶 チラシ

カテゴリ:

基本情報

開催日時

2019年9月28日(土曜日)
午後2時~午後4時

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

4階スタジオプラス(小ホール)

講師:岡本 幸治(製本家、書籍修復家)、

講師:井上 尚子(美術作家)

■岡本 幸治(おかもと こうじ)
1977年フランスL'U.C.A.D製本学校で工芸製本(ルリユール)を学ぶ。1982年より池袋コミュニティ・カレッジ「ルリユール工房」講師。一橋大学社会科学古典資料センター、ブルガリア・ソフィア大学スラブ=ビザンチン研究センター、日本大学法学部図書館などで西洋貴重書の保存調査作業。

■井上 尚子(いのうえ ひさこ)
女子美術大学大学院美術研究科版画専攻修了。2005年、1年間NYで文化庁芸術家在外研修員。環境、文化、歴史を匂いから楽しむ「くんくんウォーク」を国内外で開催。2017年、Museum Villa Stuck in Munichにて「The Library of Smell」(collaboration with白須未香+柴山拓郎)展開催。2019年、3331アートフェア2019、KUNKUN ISLAND at 瀬戸内国際芸術祭に参加。愛知県立芸術大学非常勤講師。
https://www.instagram.com/hisakoinoue/

講師:井上尚子氏 Photo by : Nikolaus Steglich
講師:岡本幸治氏

詳細情報

定員 30名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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