講演会「梅の花の宴 ー令和の源泉ー」

大妻女子大学国文学会連携講演会「梅の花の宴 ー令和の源泉ー」

令和という新たな時代が始まりました。年号の出典となったのは1300年ほども前の万葉集の作品です。奈良の都から遠く離れた大宰府で多くの人々が集まり、流麗な序文と32首の歌が詠まれました。いずれも梅をテーマとして、雪、柳や鶯などの美しい景色が詠まれています。万葉時代の人々は、渡来植物である梅の花をどのように感じ、どんな作品をつくりあげたのでしょうか。作者たちは、どういった思いを抱えていたのでしょうか?

本講座では、序文が生まれた背景、作者とされる大伴旅人の生涯、梅と雪の表現を中心に考えていきます。古代から現在へと時を超えた万葉集。幻想的な梅の花の宴の世界に足を踏み入れてみませんか?

基本情報

開催日時

2019年10月31日(木曜日)午後6時30分~8時

開場時間

午後6時

会場

千代田区役所4階 401会議室

共催

大妻女子大学国文学会/千代田図書館

倉住 薫(クラズミ カオル)/大妻女子大学文学部日本文学科准教授

福岡生まれ。國學院大學大学院にて博士(文学)取得。専門は日本上代文学。万葉集の歌をカタチ創るユニットs a y a n i s a y aとしても活動中。
主要業績:『柿本人麻呂 ことばとこころの探究』(笠間書院、2011年2月)。新海誠監督『言の葉の庭』万葉集監修、小説版では万葉歌の選定・注釈を担当。人麻呂歌集旋頭歌「天なる一つ棚橋」―七夕歌の世界とのつながり―」(大妻国文、2018年3月)

関連資料

チラシ
(PDF形式:11.8MB)
講演会「梅の花の宴 ー令和の源泉ー」チラシ

詳細情報

定員 30名(事前申込制、先着順)
参加費 無料
お申し込み方法 2019年10月10日(木曜日)受付開始
下記のいずれかの受付方法でお申し込みください。
1.電話で申し込み(電話番号03-5211-4290)
2.来館で申し込み(千代田図書館10階カウンター)

※電話および来館での受付時間は、平日の午前10時~午後5時までです。
※手話通訳が必要な方は、手話通訳をご希望の旨、10月21日(月曜日)までにお申し込みください。
お問い合わせ 千代田図書館 電話番号03-5211-4290