特別研究室企画展示
蔵書と模型で見る日本統治期台湾の建築

特別研究室企画展示
蔵書と模型で見る日本統治期台湾の建築


台湾には日本統治期に建造され、今もなお活用され続けている建築物が多くあります。今回の企画展示では台湾総督府民政長官・台湾総督を務めた内田嘉吉の旧蔵書の中から、現在も使い続けられている建築物の資料を紹介するとともに、建築模型作家・今村仁美氏制作による日本統治期台湾の建築物の模型を展示します。長年にわたり人々に親しまれてきた建築物の魅力に平面(蔵書)と立体(模型)双方から触れてください。

今村仁美氏制作の建築模型は館内各フロアでも展示します。

※こちらの展示は「新型コロナウイルス感染拡大予防対策」として2020年2月27日(木曜日)から観覧を中止していましたが、7月19日(日曜日)まで会期を延長して開催します。

※展示中の建築模型「台湾総督府」と「児玉総督後藤民政長官記念博物館」は7月19日(日曜日)開催の日比谷カレッジ「クリエーターが語る日本統治期台湾の建築の魅力と建築模型ができるまで」の会場で展示するため、特別研究室での展示は7月18日(土曜日)までです。

「台湾総督府」建築模型制作:今村仁美(アトリエ イマージュ)撮影:森賢一(Graphes)

基本情報

会期

2020年1月21日(火曜日)
~7月19日(日曜日)

開室時間
平日 午前10時~午後8時
土曜日 午前10時~午後6時
日曜日・祝日 午前10時~午後4時

開催場所

日比谷図書文化館

会場

4階 特別研究室

協力

今村仁美(アトリエ イマージュ)

展示構成

<4階 特別研究室>
『台湾拓殖画帖』(1918年)
『児玉総督後藤民政長官記念博物館写真帖』(1915年)
『台湾写真帖』(1908年)
『鉄道旅行案内』(1916年)
など
建築模型:台湾総督府、児玉総督後藤民政長官記念博物館
壁に掛ける建築模型:台北高等学校本館、台北高等学校講堂、阿麼照相館(旧塩水港製糖花蓮製糖 大和工場内の社宅街に建てられた写真館)

<1階>
建築模型:新竹駅

<2階 エレベーターホール>
建築模型:東京駅

<3階 ガラスケース>
建築模型制作の道具・材料

「台湾総督府」建築模型 制作:今村仁美(アトリエ イマージュ)撮影:森賢一(Graphes)

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