【出張展示】「ECOM駿河台で出会う 図書館と本 ~みんなで地球環境を考えよう~」
「いま、できることから。えみふるの プラスチックアート作品展」参加協力

出張展示
「ECOM駿河台で出会う 図書館と本
~みんなで地球環境を考えよう~」
「いま、できることから。えみふるの プラスチックアート作品展」参加協力

ECOM駿河台 外観

4月5日から4月30日まで、千代田区神田駿河台にある地域に開かれたECOM駿河台で、「いま、できることから。えみふるの プラスチックアート作品展」を開催しています。そちらに日比谷図書文化館は「ECOM駿河台で出会う図書と本~みんなで地球環境を考えよう~」と題して、出張展示をしています。

吉野産ヒノキが使われたウォールには、千代田区立障害者福祉センターえみふるの利用者さんと西神田児童センターの子どもたちが、プラスチックの廃材で「陸・海・空」をイメージして作った作品が並びます。障害をもつ人、不自由な面を手助けし支える人、地域の子どもたちが心を合わせて作った作品をご覧ください。

かつてこの地にあった「駿河台図書館」の紹介と「駿河台本」の里帰りも

プラスチックアート作品に合わせて、当館からはプラスチック問題の本やレイチェル・カーソンの「海の三部作」などを紹介しています。特にこのECOM駿河台に隣接した敷地には昭和5年から30年まで「駿河台図書館」があり、戦災を免れた戦前戦後の貴重な蔵書「駿河台本」が当館の書庫で大切に保管されていることから、それらについても紹介します。

ヒメアマツバメが飛び交う駿河台緑地

新緑につつまれ、生物多様性あふれる都会の自然を体感できるECOM駿河台。この駿河台緑地の上空を、東京都の保護上重要な野生生物種「レッドリスト」にも登録されている「ヒメアマツバメ」が旋回、昨年11月にはNHK番組「ダーウィンが来た!」でも紹介されています。お隣の屋上庭園ではバードウォッチングの会も定期的に開催。そこで、今回の里帰り駿河台本の一冊は、終戦直後の1945年11月に発行された野鳥ポケット図鑑から、ヒメアメツバメとは別のグループですが、「ツバメ」の挿絵を紹介してみました。色褪せて紙質もよくありませんが戦後の物資の少ない時代にもこうした本が作られ、そしてこの地にあった図書館で市民に親しまれていたことも感じてみてください。このほか、インドネシアで植林支援や農業支援などに取り組むNPO法人地球の友と歩む会の活動の紹介などもあります。

いつもとちがう本との出会い

お散歩がてら、お近くにお出かけの際にはぜひお立ち寄りください。いつもとちがう本との出会いがあるかもしれません。御茶ノ水駅から聖堂に向かって徒歩5分、新御茶ノ水駅B3b出口から徒歩5分、神保町古書街も近くです。

※ 感染防止のため、マスク着用と入口で手消毒にご協力ください。

バトンは駿河台から日比谷へ!

「アートでSDGs 日比谷の森で考えるプラスチックと地球環境~いま、できることから~」

本展はECOM駿河台から日比谷図書文化館にリレーします。
期間: 2021年5月10日(月曜日)から7月30日(金曜日)(第3月曜日は休館)
    開始日は決まり次第お知らせします。
場所: 日比谷図書文化館 3階エレベーターホール

基本情報

会期

2021年4月5(月曜日)~2021年4月30日(金曜日)平日午後12時~18時
特別開館日 2021年4月10日(土曜日)午前10時~午後17時

開催場所

ECOM駿河台 2階
東京都千代田区神田駿河台3-1(三井住友海上駿河台新館よこ)

主催

千代田区立障害者福祉センター えみふる

共催

三井住友海上火災保険⑭

協力

特定非営利活動法人 地球の友と歩む会、千代田区立西神田児童センター、千代田区立日比谷図書文化館

関連資料

ECOM駿河台 外観
ECOM駿河台ではじまりました!今回ご一緒したみなさん
ECOM駿河台展示の様子
駿河台本『原色 野外の鳥』 『海 その科学とロマンス』
いま、できることから。えみふるのプラスチックアート作品展 ポスター
ECOM駿河台で出会う図書館と本~みんなで地球環境を考えよう~ ポスター

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