特別研究室企画展示
内田嘉吉文庫に見る
近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち

特別研究室企画展示
内田嘉吉文庫に見る
近代建築の父・辰野金吾と海を渡った建築家たち

東京駅や日本銀行本店を設計したことで知られる辰野金吾は建築教育にも尽力し、多くの後進を育てました。今回の企画展示では辰野金吾と彼に連なる建築家による日本統治期の台湾、満洲、朝鮮半島での建築物をパネルで紹介するとともに、建築模型作家・今村仁美氏制作の東京駅、台南庁庁舎の建築模型を展示します。

総督府専売局.png
総督府専売局(『台湾拓殖画帖』 / 台湾拓殖画帖刊行会 編 / 1918年)
設計:森山松之助
日比谷図書文化館所蔵

基本情報

会期

2021年10月19日(火曜日)
~12月28日(火曜日)

開室時間
平日 午前10時~午後8時
土曜日 午前10時~午後6時
日曜日・祝日 午前10時~午後4時

開催場所

日比谷図書文化館

会場

4階 特別研究室

協力

今村仁美(アトリエ イマージュ)

展示構成

『工学博士 辰野金吾伝』(1926年)
『台湾拓殖画帖』(1918年)
『南満洲写真大観』(1911年)
『帝国鉄道協会会報 第13巻』(1912年)
『第一銀行五十年小史』(1926年)  
ほか

今村仁美氏制作の建築模型:「東京駅丸の内駅舎」「台南庁庁舎」