現代技術でよみがえる伝統木造建築

現代技術でよみがえる伝統木造建築

尾張大国霊神社儺追殿内観正面(写真提供:新建築社写真部)

明治期以来、工学はもとより、技術教育の枠外に置かれ、特に戦後は建築基準法からも外された存在であった日本の伝統木造建築技術を科学的に解明し、現代技術として再構築し、新たなる伝統建築を創造する手法を語る。

即ち、歴史的建造物の中に優れた技法を発見し、科学的検討を加えることで現代の生産技術に適した工法を考案し、それを反映した設計法を確立することで伝統と現代を結びつけることが可能になるのである。

この講座では、穴八幡宮隨神門や尾張大国霊神社儺追殿等の新築工事の事例を紹介しながら、伝統木造建築技術の現代技術としての再構築と、そして未来への継承を考える。


【申込開始】9月10日(金曜日)


※こちらの講座は「新型コロナウイルス感染拡大防止策」として中止した2020年2月28日(金曜日)の講座です。

※今後の感染拡大状況により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

カテゴリ:
スキルアップ

基本情報

開催日時

2021年10月22日(金曜日)
午後5時~午後7時

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後4時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

協力

【企画・協力】NPO法人建築から社会に貢献する会

講師:木内 修(木内修建築設計事務所代表)

講師:木内 修(木内修建築設計事務所代表)

■木内 修(きうち おさむ)
1947年千葉県生まれ。1971年東京理科大学理工学部建築学科卒業。同年、清水建設建築設計本部入社。1978年から80年にかけて伊藤建築設計事務所にて伝統木造社寺建築設計技術を研修する。清水建設設計部、東京理科大学非常勤講師、清水建設上席設計長などを経て、2008年から東京大学大学院非常勤講師。
主な受賞作品に「穴八幡宮隨神門」(東京建築賞)、「伊勢神宮外宮神楽殿」(BCS賞)、「靖國神社参集殿」(東京建築賞)、「明治神宮外拝殿耐震補強工事」(BELCA賞)、「尾張大国霊神社儺追殿」(中部建築賞)がある。

関連資料

尾張大国霊神社儺追殿内観正面(写真撮影:新建築社写真部)
尾張大国霊神社儺追殿外観(写真撮影:新建築社写真部)
穴八幡宮隨神門(写真撮影:新建築社写真部)

詳細情報

定員 100名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1000円
お申し込み方法 【申込開始】9月10日(金曜日)
お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・館内では必ずマスクをご着用ください。
・ご入館時には手指の消毒、職員による検温をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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