文化・芸術でひもとく世界の"いま"①
中国に何が起こっているのか?―SFとサブカルチャーに見る世界の変化

文化・芸術でひもとく世界の"いま"①
中国に何が起こっているのか?――SFとサブカルチャーに見る世界の変化

同時代の文化や芸術を通じて世界各国の情勢を知るセミナーシリーズ「文化・芸術でひもとく世界の"いま"」を開始します。第一回目に取り上げるのは、空前のSFブームが起きる中国。なぜブームが起きたのか、社会背景をまじえてご紹介します。

<内容紹介>

今、中国のSFが熱い。劉慈欣の『三体』と郝景芳の「折りたたみ北京」がアメリカでヒューゴー賞を受賞して以来、日本だけでなく世界中で大ブームだ。中国でも、若者はもちろん、中年のビジネスマンまでがSFに群がっている。その背景には、若者のサブカルチャー志向と結びついた文化の大きな変貌と、中国の人々の未来への期待と不安がある。今、中国で何が起こり、それが世界とどう繋がっているのか。文化の側面から考えてみたい。

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※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により、変更となる場合がございます。
あらかじめご了承ください。


カテゴリ:

基本情報

開催日時

2021年10月30日(土曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:千野 拓政(早稲田大学文学学術院教授)

講師:千野 拓政(早稲田大学文学学術院教授)

■千野 拓政(せんの たくまさ)
1953年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門は中国近現代文学・文化。関連著作に『東アジアのサブカルチャーと若者のこころ』(勉誠出版、編著、2012年)、『越境する東アジアの文化を問う――新世紀の文化研究』(ひつじ書房、編著、2019年)などがある。

劉慈欣『三体』(大森望、光吉さくら、ワン・チャイ訳、立原透耶監修/早川書房)

詳細情報

定員 100名(事前申込順、定員に達し次第締切)
※会場定員は207名ですが、新型コロナウイルス感染防止対策としてソーシャルディスタンス確保のため定員を少なく設定し募集を行います。
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館者の皆様へのお願い ・館内では必ずマスクをご着用ください。
・ご入館時には手指の消毒、職員による検温をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)