シリーズ:女性たちの芸術 第1回
フェミニズム/ジェンダーからみる女性画家たちの「戦争」
近年社会の中でフェミニズムやジェンダーへの関心が高まっています。美術史においてその視点を生かすとき、女性アーティストたちの活動や作品に着目することはひとつの方法ですが、一部の著名な女性について語ることではありません。
展覧会や研究対象として取り上げられるのは男性アーティストたちが中心です。なぜ彼らが中心になるのでしょうか。そして私たちはなぜごく一部の著名な女性しか知らないのでしょうか。そこにはどのような理由があるのでしょうか。
このような問いを視野に入れながら、アジア・太平洋戦争期の女性画家たちは何を描き、あの時代をどのように捉えていたのか、作例を紹介しながら考えていきます。
※今後の感染拡大状況により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
カテゴリ:
- 芸術
基本情報
開催日時
2021年12月19日(日曜日)
午後2時~午後3時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後1時30分
会場
地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)
講師:吉良 智子(美術史・ジェンダー史研究者)

吉良智子(きら・ともこ)
2010年千葉大学大学院修了(博士(文学))。著書に『戦争と女性画家 もうひとつの「近代」美術』(ブリュッケ、2013年)、『女性画家たちの戦争』(平凡社新書、2015年)。『戦争と女性画家』において第29回女性史青山なを賞受賞。『美術手帖 女性たちの美術史』(2021年8月)において「イントロダクション フェミニズム/ジェンダー美術史って何?」を担当。


詳細情報
定員 | 100名(事前申込順、定員に達し次第締切) 会場定員は207名ですが、新型コロナウイルス感染防止対策としてソーシャルディスタンス確保のため定員を少なく設定し、募集を行います。 |
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参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へのお願い | ・館内では必ずマスクをご着用ください。 ・ご入館時には手指の消毒、職員による検温をお願いします。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |