<日比谷オペラ塾>
上智大学教授・博多かおるが語る短期集中講座(全2回)
『ラ・ボエーム』(プッチーニ)と『ルイーズ』(シャルパンティエ)にあらわれた都市パリとその習俗
■前編:お針子はなぜオペラの主人公になったか~19世紀の文学と音楽に描かれたその魅力と苦悩

<日比谷オペラ塾>上智大学教授・博多かおるが語る短期集中講座(全2回)
『ラ・ボエーム』(プッチーニ)と『ルイーズ』(シャルパンティエ)にあらわれた都市パリとその習俗
■前編:お針子はなぜオペラの主人公になったか~19世紀の文学と音楽に描かれたその魅力と苦悩

芸術家とお針子を主人公とした二つのオペラを比較し、文学的・社会的な視野をそこに重ねることで、作品の深みをさらに感じたいと思います。まず、19世紀にお針子が文学や当時の職業図鑑等においていかに描かれていたか考察し、ミミとルイーズという主人公の人物像や歌唱を新たな角度から分析します。さらに、二作品で描かれる庶民的なパリの風景や物売りの声を解説し、主人公たちを取り巻く群衆の声や町そのものがオペラの背景に謎めいた奥行きをもたらした経緯を探ります。

※今後の感染拡大状況により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


■後編:2022年5月29日(日曜日)午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
庶民のパリはオペラに何をつけ加えたか
~物売りの声やカフェ・居酒屋、群衆の声が表すものと首都パリの存在感

※各回のお申し込みが可能です。

カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2022年5月1日(日曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

主催

フェニーチェ劇場友の会
(千代田区文化芸術協会所属団体)

共催

千代田区立日比谷図書文化館

講師:博多 かおる(上智大学教授)

■博多 かおる(はかた かおる)
専門はフランス近代文学と音楽、表象芸術。パリ第七大学博士課程、東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻修了。博士(文学)。現在、上智大学文学部フランス文学科教授。著書に『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社)、訳書に『ゴリオ爺さん』(集英社)、パスカル・キニャール『約束のない絆』(水声社)など。

詳細情報

定員 各回60名(事前申込順、定員に達し次第締切)。
※会場定員は207名ですが、日比谷カレッジは新型コロナウイルス感染防止対策として、ソーシャルディスタンス確保のため定員を少なく設定し、募集を行います。
参加費 各回1,500円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・館内では必ずマスクをご着用ください。

・ご入館時には手指の消毒、検温へのご協力をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)