特別研究室企画展示
100年後も手に取れる本に
~内田嘉吉文庫修復報告2022~
2021年度、日比谷図書文化館特別研究室は内田嘉吉文庫を中心に22点の所蔵資料の修復を行いました。破損が進んでいた19世紀の大型地図書や戦前期の旅行案内、折本の写真集など様々な種類の資料が安心して手に取れるよう修復されました。ステープラー(針金)綴じの本を糸綴じに直す、紙装の本をクロス装に改装するなど、長く使い続けられるよう創意工夫を凝らした修復過程の記録を公開し、修復された資料を展示します。
基本情報
会期
2022年7月19日(火曜日)
~9月30日(金曜日)
開室時間
平日 午前10時~午後8時
土曜日 午前10時~午後6時
日曜日・祝日 午前10時~午後4時
開催場所
日比谷図書文化館
会場
4階 特別研究室
展示構成
修復した本と修復過程の記録を紹介するパネルを展示
主な展示図書(予定)
『朝鮮鉄道史 第一巻』(1929年)
『満蒙と満鉄』(1926年)
『太平洋問題』(1927年)
『Struggles and experiences of a neutral volunteer 2』(1872年) ほか
※会期中展示替えがあります。