変化の時代と「平民宰相 原敬」
――明治維新、大正デモクラシーから現代へ
100年前、日本国内では大正デモクラシーによる政治熱が高まり、国外では第一次世界大戦による激変が生じていた。帝国の時代が終わり、民主主義の時代へと世界の秩序が変化する転換期である。
この変化の舵取りに当たったのが「平民宰相」と呼ばれた原敬とその内閣である。明治維新からちょうど50年、近代日本が積み上げてきたものが試されたのがまさにこの「初の本格的政党内閣」であった。それだけに、その成功と失敗は現在に至る日本政治の長所と短所を如実に示している。現在の日本政治の位置を確認し、これからを考える一助としたい。
※今後の感染拡大状況により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
カテゴリ:
- 江戸・東京
基本情報
開催日時
2022年7月28日(木曜日)
午後7時~午後8時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
4階スタジオプラス
(小ホール)
清水 唯一朗(慶應義塾大学総合政策学部教授兼大学院政策・メディア研究科委員)

■清水 唯一朗(しみず ゆいちろう)
長野県生まれ。政治学と歴史学を横断した日本政治外交史、オーラルヒストリーを専門として、近代日本政治の研究を進めている。博士(法学)。2007年、慶應義塾大学総合政策学部に着任し、現職。米・ハーバード大学客員研究員、台湾・国立政治大学客員副教授、ドイツ・ルール大学客員教授として日本研究の国際交流にも努める。主著に『原敬』(中公新書、2021年)、『日本政治史』(瀧井一博、村井良太両氏と共著、有斐閣、2020年)、『The Origins of Modern Japanese Bureaucracy』(英Bloomsbury、2019年)、『日本史の論点』(共著、中公新書、2018年)、『近代日本の官僚』(中公新書、2013年)、『政党と官僚の近代』(藤原書店、2007年)がある。


詳細情報
定員 | 40名(事前申込順、定員に達し次第締切) 会場定員は60名ですが、日比谷カレッジは新型コロナウイルス感染防止対策としてソーシャルディスタンス確保のため定員を少なく設定し、募集を行います。 |
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参加費 | 1,000円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へのお願い | ・館内ではマスクをご着用ください。 ・ご入館時には手指の消毒、検温へのご協力をお願いします。 |