<日比谷オペラ塾>
ジェンダー視点から見るモーツァルト(全2回)
前編:「家族」を最小単位として~『魔笛』と家父長制の力
オペラ作品は書かれた時代の社会規範を反映しているので、現代のジェンダーに関する感覚からすると「差別的」と思われる部分も出てきます。しかし、むしろそうした「問題」に注目することが、作品の構造をより明確に理解する助けとなり、同時に私たち自身の社会について考える機会をもたらすこともあるのです。
今回は2つのモーツァルトのオペラを題材に、オペラ演出を見る上で役立つ基本的なジェンダーに関する視点を学び、それが作品解釈にどういう拡がりを与えているかを検証します。
■後編:2022年8月17日(水曜日)午後7時~午後8時30分(午後6時30分開場)
「女はみんなこうあるべき」?~『コジ・ファン・トゥッテ』と性規範
※前編と曜日が異なります
※各回のお申し込みが可能です。
【ホームページ及びチラシに記載していた開催時間に誤りがありました】
誤)午後2時~午後3時30分(開場 午後1時30分)
正)午後7時~午後8時30分(開場 午後6時30分)
カテゴリ:
- 芸術
基本情報
開催日時
2022年8月2日(火曜日)
午後7時~午後8時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
主催
フェニーチェ劇場友の会
(千代田区文化芸術協会所属団体)
共催
千代田区立日比谷図書文化館
講師:森岡 実穂(中央大学経済学部教授)
■森岡 実穂(もりおか みほ)
中央大学経済学部教授。1966年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。イギリス・ノッティングガム大学文学部修士課程修了。専門分野はオペラ表象分析、19世紀イギリス小説、ジェンダー批判。同時代の先鋭的な演出家による舞台を中心に、ヨーロッパのオペラ上演における政治的表象を追跡・分析している。著書に『オペラハウスから世界を見る』(中央大学出版部)など。
詳細情報
定員 | 各回60名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 各回1,500円 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へのお願い | ・館内ではマスクをご着用ください。 ・ご入館時には手指の消毒、検温へのご協力をお願いします。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |