漢字と植物の微妙な関係~牧野植物学へと至る道~

サクラは「桜」と書くべきではないし、カエデを「楓」と書いてはいけない。なぜなら、「桜」や「楓」は、中国語ではサクラやカエデを表す漢字ではないからだ。――さかんにそう主張したのは、日本植物学の父、牧野富太郎でした。しかし、日本と中国とで指す植物が異なる漢字があることには、江戸時代の学者たちもすでに気づきはじめていました。では、そういう違いはなぜ生じ、どのようなきっかけで意識されるようになったのでしょうか? 漢字と植物をめぐる奮闘の歴史をたどります。


『漢字と植物の微妙な関係~牧野植物学へと至る道~』チラシ

カテゴリ:

基本情報

開催日時

2022年9月29日(木曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:円満字 二郎(フリーライター)

講師:円満字 二郎(フリーライター)

■円満字 二郎(えんまんじ じろう)
1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。2008年、退職してフリーに。著書に、『漢字ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』『四字熟語ときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢和辞典的に申しますと。』(文春文庫)、『漢字の植物苑 花の名前をたずねてみれば』(岩波書店)、『難読漢字の奥義書』(草思社)、『漢字が日本語になるまで』(ちくまQブックス)などがある。

サクラ
ハギ
カエデ

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
・入館の際は、手指消毒、検温、マスク着用のご協力をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)