いまほど医学が発達していなかった時代、流行病(疫病)の恐怖ははかり知れないものでした。疱瘡(天然痘)や麻疹(はしか)、コレラといった感染症が蔓延すると、人々は民間医療のほかには、まじないに頼るしかなかったのです。そのため疫病を除けたり、疫病にかかっても軽く済むようにという願いを込めて、多くのまじない絵が描かれました。「疱瘡絵」や「はしか絵」と呼ばれる絵の数々に込められた、人々の信心や、苦心やユーモアを読み解いていきます。
カテゴリ:
- 江戸・東京
基本情報
開催日時
2023年1月19日(木曜日)
午後7時~午後8時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後6時30分
会場
地下1階日比谷コンベンションホール
(大ホール)
畑中 章宏 (民俗学者)

■ 畑中 章宏(はたなか あきひろ)
民間信仰・災害伝承から最新流行の風俗まで幅広い対象に取り組む。著書に『災害と妖怪』『忘れられた日本憲法』(ともに亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ともにちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(ともに春秋社)、『日本疫病図説』(笠間書院)ほか多数。



詳細情報
定員 | 200名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
---|---|
参加費 | 1,000円(千代田区民500円*千代田区民の方は住所が確認できるものをお持ちください。) |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へのお願い | ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 ・入館の際は、手指消毒・検温、マスク着用のご協力をお願いします。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |