戦争の記憶を消してはいけない!
―吉村昭、井出孫六、井上ひさしの場合―

戦争の記憶を消してはいけない!―吉村昭、井出孫六、井上ひさしの場合―チラシ画像

井出孫六は「戦争の記憶を消してはいけない」が口ぐせだった。そしてそこから「国家は何をしたのか、いま何をしているのか」「そのとき民衆はどうなったのか、いまどうなっているのか」を見届けようとした。井出はどのようにしてそのような思いに至ったのか。それでは吉村昭、井上ひさしの場合はどうか。1945年の敗戦時、吉村は18歳、井出は13歳、井上は10歳だった。彼らは何を思い、何を後世の若者に残そうとしたのか。また戦後生まれの人間は、どのように戦争の記憶を伝えることができるのかを語る。

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基本情報

開催日時

2023年2月24日(金曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:山口 昭男 (岩波書店元代表取締役社長)

講師:山口 昭男 (岩波書店元代表取締役社長)

■山口 昭男(やまぐち あきお)
編集者・評論家。日本ペンクラブ会員、日本ジャーナリスト会議代表委員、井上ひさし研究会副会長、ふくい風花随筆文学賞実行委員会理事、樫の会理事。1949年東京生まれ。73年東京都立大学経済学部卒業。同年岩波書店に入社。入社後一貫して『世界』編集部に所属し、88年6月から96年3月まで編集長。2003年から13年まで代表取締役社長を務める。現在、中央経済社ホールディングス常勤監査役。
著書に『辻井喬=堤清二 文化を創造する文学者』(共著、平凡社、2016年)、『メディア学の現在 新訂第2版』(共著、世界思想社、2015年)、「権力に恐れられる存在に」(東京社『総合ジャーナリズム研究』145号、1993年)、「いま声をあげなければ将来に悔いを残す」(『論座』2005年4月号)など多数。

戦争の記憶を消してはいけない!―吉村昭、井出孫六、井上ひさしの場合―チラシ画像
吉村昭(講師所蔵写真)
井出孫六(講師所蔵写真)
井上ひさし(講師所蔵写真)

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 一般1,000円 学生500円
*学生の方は当日学生証をお持ちください。
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は、④メールアドレス)をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
・入館の際は、手指消毒・検温、マスク着用のご協力をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)