古書で紐解く近現代史セミナー第43回
江戸から東京への移り変わり
―筋違広小路一帯のあり方を中心に

かつて「江戸」と呼ばれた都市は、どのようなプロセスをへて「東京」となったのだろうか?そして、そのとき、人びととその暮らしぶりにはどのような変化が起こったのか?今回の講演では、まず、明治初年に新政府がみずからの拠点を京都から東京に移したことによる都市構造の変化を押さえた上で、ついで、そうしたマクロな動きが一般の生活空間レベルに対し、いかなるかたちで波及したのかを、江戸有数の広場であった筋違広小路とその周辺(現在の千代田区神田エリア)をおもな事例としながら紹介します。

江戸から東京への移り変わりチラシ


※今後の感染拡大状況により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

カテゴリ:
江戸・東京

基本情報

開催日時

2023年3月24日(金曜日)
午後2時~午後3時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後1時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:松山 恵(明治大学文学部准教授)

講師:松山 恵(明治大学文学部准教授)

■松山 恵(まつやま めぐみ)
1975年生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程単位取得退学、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員などをへて、現在明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻准教授。著書に『江戸・東京の都市史』(東京大学出版会)、『都市空間の明治維新』(筑摩書房)などがある。

筋違い門内(昇斎一景画『東京三十六景』)
明治初年の筋違橋見附(蘇武乾造編『江戸見附写真帖』 向陵社 1916年)

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円(千代田区民・学生500円*千代田区民の方は住所が確認できるもの、学生の方は学生証をお持ちください。)
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号をご連絡ください。
*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
・ご入館時には手指の消毒、検温のご協力ををお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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