翻訳者が語る 世界文学への旅3
バンド・デシネで読み解くフランス文学と文化

フランス語圏のマンガ「バンド・デシネ」は、「第9の芸術」とも呼ばれ、独特の表現で現地のファンに愛されています。文学原作作品も多く、カミュ『異邦人』、サン=テグジュペリ『星の王子さま』、プルースト『失われた時を求めて』のバンド・デシネ版が邦訳されています。フランス文学だけではありません。それこそ古今東西の世界文学がバンド・デシネ化されています。文学原作でなくとも、文学性に富んだ作品というのも多々存在します。今回はバンド・デシネの文学との関係に着目しながら、その豊かな世界をご紹介したいと思います。

outline-nyuko

※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により、変更となる場合がございます。 あらかじめご了承ください。

カテゴリ:

基本情報

開催日時

2023年4月20日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:原 正人 (フランス語翻訳家、早稲田大学非常勤講師、サウザンコミックス編集主幹)

講師:原 正人 (フランス語翻訳家、早稲田大学非常勤講師、サウザンコミックス編集主幹)

■原 正人(はら まさと)
1974年静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。フランス語翻訳家、早稲田大学非常勤講師、世界のマンガを翻訳出版するレーベル「サウザンコミックス」編集主幹。ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン『闇の国々』シリーズ(小学館集英社プロダクション)、フレデリック・ペータース『青い薬』(青土社)、トニー・ヴァレント『ラディアン』(飛鳥新社)、ジャン・レニョ&エミール・ブラヴォ『ぼくのママはアメリカにいるんだ』(本の雑誌社)、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社)、ダヴィッド・プリュドム『レベティコ―雑草の歌』(サウザンブックス社)などバンド・デシネの翻訳多数。小説の翻訳にアンヌ・ヴィアゼムスキー『彼女のひたむきな12カ月』、『それからの彼女』(いずれもDU BOOKS)、グカ・ハン『砂漠が街に入りこんだ日』(リトルモア)、エリザ・スア・デュサパン『ソクチョの冬』(早川書房)がある。

講師のバンド・デシネの本棚
文学原作のバンド・デシネ

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。※小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
・入館の際は、手指消毒、検温のご協力をお願いします。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)