―時をかけて、映画音楽の歴史の旅へ―日本映画音楽を10倍楽しく聴く方法

近年の日本映画音楽で活躍されている作曲家たちといえば、国内外で大人気の坂本龍一や、ジブリ作品や北野武作品、そして大林宣彦作品などの久石譲、さらには『ALWAYS 三丁目の夕日』などで素晴らしい楽曲を披露し続けている佐藤直紀などが顕著です。更にクラシック界やジャズ界から映画界に入った作曲家たちや、70s,80sと時代の文化を反映させたアーティストたちもいて、掘れば掘るほど多種多様なのが日本映画音楽の世界です。その裏側を探れば、主題歌起用の重要性や、著作権獲得問題、併せてサントラCDの売り上げ事情や、海外アーティストまで日本映画に参戦してきたりと、とにかく今回はそんなディープでアグレッシヴな映画音楽の旅へ実際に音源を聴きながら飛び込んで参ります。