名画のなかの"恋人たち"―AI時代に問われる絵画の意義(全3回)
第1回 クリムトとムンクー名画誕生の裏に"女あり"

昨年アメリカの絵画コンテストで「AI絵画」が大賞を受賞し、"アートに作者は不要か"などと話題になっています。恋愛もできない、友情も生じない、既成概念だらけのAIに本物の絵画を描けるはずもありません。AI時代を迎え、改めて絵画の意義が問われています。全3回にわたり巨匠たちのエピソードを通して、絵画とは何かに迫ります。

■第1回「クリムトとムンクー名画誕生の裏に"女あり"」

ルネサンスの美術史家ヴァザーリによれば、
「神話時代、ひとりの乙女が戦地に赴く恋人との辛い別れを経験した。その際せめて相手の姿を留めておこうと、相手の影の輪郭を壁に写し取った。ここから絵画が始まった。」
いわば絵画は愛から生まれました。

事実、恋愛が芸術家にとって創作の大きなモチベーションになっています。それを象徴するクリムトとムンク。愛することが生きることであり、生きることが絵を描くことにつながった二人の人生を追います。


名画のなかの





■第2回 「モネとルノワールーー既成概念をぶち壊せ」

2023年7月27日(木曜日)午後7時~午後8時30分

■第3回 「ゴッホとゴーギャンーー男同士の友情なくして名画は生まれなかった」
2023年9月28日(木曜日)午後7時~午後8時30分


※各回のお申し込みが可能です


カテゴリ:
芸術

基本情報

開催日時

2023年6月29日(木曜日)
午後7時~午後8時30分

開催場所

日比谷図書文化館

開場時間

午後6時30分

会場

地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)

講師:永井 龍之介 (永井画廊 代表取締役)

講師:永井 龍之介 (永井画廊 代表取締役)

■永井 龍之介(ながい りゅうのすけ)
永井画廊代表取締役。1956年東京生まれ 立教大学経済学部卒業。近、現代美術売買 美術品査定評価業務。国立西洋美術館をはじめ全国各地美術館への納品多数。「軽井沢千住博美術館」企画段階から関わる。展覧会企画多数開催。2012年から「公募-日本の絵画-」を主催、無名、若手作家の発掘、発信に務める。「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京)レギュラー鑑定士として出演をはじめ、「目からうろこの骨董塾」(BSジャパン)、「フランス19世紀末の天才画家たち ゴッホとゴーギャン、セザンヌ、ルソー」(NHKBSプレミアム)などテレビ出演、講演会多数。監修 『知識ゼロからの名画入門』(幻冬舎)、『世界でいちばん素敵な西洋美術の教室』(三才ブックス)、『名画の中の恋人たち』(池田書店)。YouTube動画 「鑑定士永井龍之介のアート探求サロン」。

グスタフ・クリムト《接吻》1907-1908年
エドヴァルド・ムンク《吸血鬼(愛と痛み)》1895年

詳細情報

定員 200名(事前申込順、定員に達し次第締切)
参加費 1,000円
お申し込み方法 お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館いずれかにて①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は④メールアドレス)をご連絡ください。*小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です)
ご来館の皆様へのお願い ・体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。
お問い合わせ 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表)

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