3歳のときに満州に渡り、終戦直後のソ連軍民間日本人大虐殺事件「葛根廟事件」から生還できた大島満吉氏。同じく3歳のときに東京大空襲で両親と生後3か月の妹を失い、戦災孤児として壮絶な運命を背負った吉田由美子氏。
戦前、戦中、戦後の境界とは何なのか、生と死の境界線をさまよった、大島氏と吉田氏が戦争の悲劇を語り尽くします。今だから聞いておくべき魂を揺さぶる証言です。
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基本情報
開催日時
2023年7月28日(金曜日)
午後2時~午後3時30分
開催場所
日比谷図書文化館
開場時間
午後1時30分
会場
4階
スタジオプラス(小ホール)
登壇者:大島 満吉
■大島 満吉(おおしま まんきち)
1935(昭和10)年、群馬県生まれ。3歳のとき、母、兄と共に父の暮らす満州へ渡る。1945(昭和20)年8月14日、日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連軍の民間日本人大虐殺事件「葛根廟事件」に遭遇。奇跡的に一家5人が逃げ延び、1946(昭和21)年10月、新京(現・長春市)から博多港へ帰国。犠牲者の慰霊と事件を語り継ぐ活動を続ける。
登壇者:吉田 由美子
■吉田 由美子(よしだ ゆみこ)
1941(昭和16)年、東京都生まれ。3歳のとき、東京大空襲で戦災孤児となり新潟の親戚宅に引き取られる。高校卒業後、就職を機に神奈川県に転居。数枚の写真を手がかりに出自を辿りはじめる。2007(平成19)年、東京大空襲訴訟の原告団に参加、戦災孤児の過酷な経験をもとに子どもたちに東京大空襲について語る活動を行っている。
詳細情報
定員 | 60名(事前申込順、定員に達し次第締切) |
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参加費 | 1,000円(学生500円) *学生の方は学生証をお持ちください。 |
お申し込み方法 | お申し込みフォーム、電話(03‐3502‐3340)、ご来館(1階受付)、いずれかにて、①講座名(または講演会名)、②お名前(よみがな)、③電話番号、(「お申し込みフォーム」からの場合は、④メールアドレス)をご連絡ください。 *小学生以下のお子さまが参加される場合、保護者の同伴が必要です。(同伴者の方にも参加費が必要です) |
ご来館の皆様へお願い | 体調のすぐれない(発熱、咳、倦怠感など)場合は、ご来館をご遠慮ください。 |
お問い合わせ | 日比谷図書文化館 03-3502-3340(代表) |
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